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遺留品とは?遺品との違いや処分する際に注意すべき5つのポイントも解説

遺留品とは?遺品との違いや処分する際に注意すべき5つのポイントも解説
著者 坂本 貴志

大切な人を失い、その遺留品や遺品の処分に困っている方も多いでしょう。遺留品と遺品の違いを理解し、適切な処分方法を知ることは、心の整理を進めるためにも大切です。

この記事では、遺留品と遺品との違いを明確にし、処分する際に注意すべきポイントのほか、処分手順や専門業者の利用方法を解説します。これを読めば、遺留品の処分に関する悩みが解消されるでしょう。

この記事を読んで分かること


  • 遺留品と遺品の違い
  • 遺留品を処分する際に注意すべき5つのポイント
  • 遺留品を効率的に処分する手順
  • 遺留品の処分を専門業者に依頼するメリット

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遺留品とは?遺品との違い

遺留品と遺品は似ている言葉ですが、意味合いがやや異なります。どのような違いがあるのか見ていきましょう。

ここでは、それぞれの意味と違いを解説します。

遺留品とは?遺品との違い

遺留品とは故人だけでなく生存している人の持ち物も含まれる

遺留品(いりゅうひん)とは、特定の場所に残された物品のことです。事件現場などで犯人の手がかりや証拠として、重要な役割を果たす場合があります。

例えば、犯罪現場に残された衣類や道具などが遺留品に該当します。遺留品は故人のものに限らず、生存している人の持ち物も含まれるため、幅広く使用される概念です。遺留品の取り扱いには、慎重さが求められます。

遺品とは故人が残した物品全般

遺品とは、故人が生前に使用していた物品の全般です。これには故人の愛用品や思い出の品、家族に遺されたものなどが含まれます。遺品は故人の人生を振り返るきっかけとなり、その人の生きた証といえるでしょう。

具体的には、衣類、家具、書籍、写真など、故人が使っていた動産物全般が遺品とされます。これらの物品は故人の個性や生活を反映しており、家族にとっては重要な思い出の品です。不動産は遺品に含まれませんが、それ以外の動産物は全て遺品として扱われます。

遺留品との違いは、遺品が故人に限定されるのに対し、遺留品は生存者の持ち物も含む点にあります。この違いを理解することで、適切な対応が求められます。

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遺留品を処分する際に注意すべきポイント5つ

遺留品の処分は、故人の思い出や相続に関わる重要な作業です。そのため、適切に対処しなければなりません。遺留品を処分してから、後悔しないよう注意点を確認しておきましょう。

ここでは、遺留品を処分する際に注意すべき5つのポイントを解説します。

遺留品を処分する際に注意すべきポイント5つ

1.遺留品の所有権が誰にあるのか

遺留品を処分する際に、その所有権を確認することは、最も重要なステップです。遺留品が、故人の所有物であるとは限りません。他者の所有物であれば、適切な法的手続きを取る必要があります。

例えば、遺言書や相続人の確認が必要です。所有権が不明確な場合には、無断で処分することは避けましょう。遺留品の所有権を明確にすることで、後々のトラブルを防ぐことができます。

参照:遺留品の廃棄処分の考え方|公益社団法人 全日本不動産協会

2.相続人全員が遺留品の処分に合意しているか

遺留品を処分する前に、相続人全員がその処分に合意しているかを確認することが大切です。相続人とは、法的に遺産を受け取る権利がある人を指し、遺留品や遺品の処分に関する決定権を持ちます。

遺留品に関する意見の不一致はトラブルの原因となりやすいため、事前に話し合いを行っておくべきです。全員の合意を得ておけば、円滑に遺留品の処分を進められます。

3.遺留品がリース品でないか

遺留品がリース品でないかも、しっかり確認しましょう。リース契約が継続中の場合、その品物を勝手に処分することはできません。リース会社に連絡して、今後の対応について確認する必要があります。

リース品を誤って処分してしまうと、契約違反となり、後々のトラブルにつながる可能性があります。契約内容を確認し、適切な手続きを踏むことが求められます。

4.遺留品に重要書類が含まれていないか

遺留品の中に重要な書類(遺言書、契約書、保険証書、証券など)が含まれていないかを確認することが不可欠です。これらの書類は相続手続きに必要となるため、適切に保管するか、弁護士などの専門家に相談することが望ましいです。

重要書類を見逃してしまうと、相続手続きに支障をきたす可能性があります。慎重に確認し、適切な管理を行いましょう。

5.買取で値段がつかないか

遺留品の中には、貴重品や価値のあるものが含まれている場合があります。そのため、買取可能なものかどうかを確認することが大切です。買取業者に査定を依頼し、値段がつけば思わぬ収入が得られるかもしれません。

美術品や趣味のコレクションといった一見価値が分かりにくいものは、それぞれ専門業者に相談すると高額で買い取ってもらえる可能性があります。処分する際に、買取可能な遺留品を見逃さないようにしましょう。

遺留品を処分する3つの手順

遺留品は適切な処分方法を選べば、思い出を大切にしながらも日常生活を整えられます。ここでは、遺留品を効果的かつ丁寧に処分するための手順を解説します。

遺留品を処分する3つの手順

1.遺留品の仕分けを行う

まずは、全ての遺留品を1か所に集め、以下の3つに仕分けます。

【残すもの】

  • 思い出の品:写真、手紙、記念品など、故人との思い出が詰まっているもの
  • 価値のあるもの:高価な家具、宝石、骨董品、家族が将来使う可能性のあるもの
  • 重要書類:契約書、遺言書、銀行口座の情報など、法的手続きに必要な書類

【リサイクルや買取に回すもの】

  • 使用可能な家電製品:まだ使えるテレビ、冷蔵庫、洗濯機など
  • 状態の良い家具:ソファ、テーブル、チェアなど、再利用可能なもの
  • ブランド品や高価な衣類:再販可能なブランドバッグ、服、アクセサリーなど

【廃棄するもの】

  • 破損・故障しているもの:壊れた家電、家具、使用不可能な状態のもの
  • 衛生的に問題があるもの:汚れや臭いが取れない衣類、寝具、食品など
  • 不要な書類:古い請求書、不要になった郵便物など

初めの仕分けが、その後の作業を大いに効率化します。処分に迷うものがあれば、一旦保留として別にしておき、後日再度仕分けを行うと良いでしょう。これにより、仕分け作業がよりスムーズに進みます。

2.廃棄する遺留品を分別する

廃棄が決まった遺留品は、さらに詳細に分別する必要があります。各種ゴミの処理がスムーズに進み、合法的に処理ができるからです。

遺留品は、以下のように分別することが一般的です。ただし、具体的な分別ルールは地域によって異なるため、自治体の指示を確認してください。

ゴミの分別 内容
可燃ゴミ
  • 生ゴミ
  • 紙類:書類、写真など
  • 布類:衣類、カーテン、シーツなど
  • プラスチック類:CDやビデオテープなど
  • ゴム・皮革類:ゴム靴・革靴・長靴、かばん、ベルトなど
不燃ゴミ
  • ガラス・陶磁器・刃物類
  • 金属製品:針金製ハンガー、なべ・フライパン
  • スプレー缶、カセットボンベ(カセットコンロ用)、ライター
  • 蛍光管・電球
  • 小型家電:ドライヤー、アイロン、リモコンなど
粗大ゴミ
  • 家具
  • 大型家電
  • 自転車
  • 布団

参照:ごみの出し方 | 世田谷区

3.分別に応じて適切な処分を行う

分別が終わったら、それぞれの処分方法に従って適切に処理を行います。

リサイクル可能なものはリサイクル施設に持ち込み、可燃ゴミや不燃ゴミは自治体の指定する方法で廃棄しましょう。粗大ゴミや家電製品のうち、自力での廃棄が難しい場合は、専門の回収業者に依頼すると便利です。

これにより環境保護にも寄与しつつ、遺留品を安全に処理できます。

遺留品の処分は遺品整理業者へ依頼するのもおすすめ

遺留品の整理は、感情的にも体力的にも大変な作業です。自分で全てを行うのは難しい場合も多く、遺品整理業者に依頼すれば負担を軽減できます。

ただ、遺品整理業者を選ぶ際、自分のニーズに合うかどうか不安なこともあるでしょう。

ここでは、遺品整理業者に遺留品処分を依頼するメリットを解説します。

  • 効率的な整理が可能
  • 手間と時間の節約
  • 買取サービスの利用
  • 供養のサービスを提供

効率的な整理が可能

品整理業者に依頼することで、効率的な遺留品の整理が可能です。

  • 豊富な経験と専門知識を持っている
  • 短時間で分別や処分を行う
  • 大型家具や家電の運搬もスムーズに行える
  • 環境に配慮した処分方法も提案してくれる

プロの手による作業は、確実かつ迅速に進められ、安心して任せることができます。

遺品整理業者は、遺留品を丁寧に扱い、必要なものを見つけ出す手助けもしてくれるため、心の負担も軽減されるでしょう。

手間と時間の節約

遺品整理業者に依頼することで、手間と時間を大幅に節約できます。自分で遺留品を整理する場合、物の量が多い時や感情的に辛い状況では、膨大な手間と時間がかかり、精神的な負担も増大するでしょう。

遺品整理業者なら、仕分けからゴミの分別、運搬、廃棄、清掃まで一括で行ってくれるため、短時間での整理が可能です。これにより、他の重要な事柄に集中でき、時間に余裕を持って過ごせるでしょう。

買取サービスの利用

まだ使える価値のある遺留品は、遺品整理業者が買取を行ってくれる場合があります。これにより、処分費用を抑えつつ、不要な品物を有効に活用できます。

買取サービスを利用することで、経済的な負担を軽減するだけでなく、環境にも優しい選択となるでしょう。遺品整理業者は市場価値を適切に評価し、適正な価格で買取を行ってくれるため、安心して任せられます。

供養のサービスを提供

思い入れの強い遺留品に対して、遺品整理業者が供養のサービスを提供している場合があります。供養してもらうと、廃棄に対する抵抗感が和らぎ、安心して処分を依頼できます。どこで供養してもらうのかを、事前に確認しておくと良いでしょう。

供養のサービスを利用することで、遺族の気持ちに寄り添った丁寧な対応が期待できます。また、業者であれば適切な方法で供養が行われ、遺留品に対する敬意が保たれるので、遺族は新たな気持ちで次のステップに進めるでしょう。

まとめ:遺留品の処分に困っている場合は専門業者に依頼しよう

まとめ:遺留品の処分に困っている場合は専門業者に依頼しよう遺留品の処分は、所有権や相続人の合意、リース品の確認、重要書類の有無、買取可能性など注意すべきポイントが多く、手間がかかります。

専門業者に依頼することで、これらの問題を一括で解決でき、短時間で効率的に整理が進むため非常に便利です。また、買取サービスや供養サービスも利用でき、手間と時間を大幅に節約できます。

遺留品の処分に困った場合は、専門業者の利用を検討しましょう。

遺品整理の相談所では、実績豊富な業者が加盟し、業界トップクラスの安価な料金でサービスを提供しています。お困りの際は、ぜひお問い合わせください。

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著者情報

坂本貴志

坂本 貴志

遺品整理の相談所 代表

遺品整理の相談所の代表を務め、廃棄物業界に15年従事しており、遺品整理、生前整理、ゴミ屋敷片付けなどの各種サービスのエキスパート。姉妹サイトでは、一般廃棄物収集運搬業の許可業者のみを紹介する不用品回収のマッチングサイト「不用品回収相談所」を全国展開し、 業界の健全化をビジョンに掲げて事業を運営している。豊富な経験により、個人でも一般廃棄物実務管理者、遺品整理士などの専門資格も取得しており、業界団体の講師や廃棄物業者へのコンサルティングなども務めている。

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