「汚部屋をなんとか一刻も早く片付けて、元の家に戻したい」
「汚部屋の片付けって、何から始めれば良いのかな」
いつかは片付けようと思いつつも、「気がつけば汚部屋になっていた!」「人が来るのにやばい!」と焦っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、STEPに沿って、少しづつ進めていけば、無理なく確実に綺麗な部屋に戻ります。
【汚部屋を綺麗に片付けるための7STEP】
とにかく目の前のゴミを片っ端から片付けるだけでは、絶対に長続きしません。
すぐにモチベーションが切れて、「自分は片付けができない」と自己嫌悪に陥ることになるでしょう。
そのうちゴミが大量になり、本格的な「ゴミ屋敷」になってしまう危険性もあります。
汚部屋を根本的に片付けるには、無理のない計画を立てて、効率的に進めることが大切です。
この記事では、汚部屋から脱出するための片付けの7STEPを、小ワザと一緒に徹底的に解説します。
綺麗な部屋をキープするためのコツもお伝えするので、元の清潔な部屋で、気持ちよく過ごせるようになるでしょう。
ぜひ最後までお読みください。
この記事を読んで分かること
- 汚部屋から脱出するための片付けの7STEP
- 綺麗な部屋をキープするためのコツ
- ゴミ屋敷のリスク
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1.汚部屋の片付けSTEP1|燃えるゴミの日の前日に実施する計画を立てる
お部屋から脱出するためのSTEP1は、ごみカレンダーを確認し、燃えるゴミの前日に実施する計画を立てるということです。
片付けようとする心が折れる前に、まずは比較的出しやすい燃えるゴミを処分してしまいましょう。
【自治体のごみカレンダーの例】
燃えるゴミを出すだけでも、他のゴミを片付ける効率がアップして、スムーズに進みます。
部屋の中に生ゴミがあるだけで、臭いや虫が発生する原因となります。
無くなるだけでスッキリするので、まずは手早く出してしまいましょう。
ごみカレンダーをもとに、どのゴミがいつ出せるのかを把握しておこう
ごみカレンダーを見ながら、どのゴミがいつ出せるのかを把握しておきましょう。
すぐに出せるゴミを優先して片付けることで、すぐに部屋がスッキリとするからです。
なかなか出せないゴミを先に片付けても、ずっと部屋においておくことになり、邪魔になります。
なお、自治体によっては、1日に出せるゴミ袋の量が決まっている場合があるので、確認しておくことをおすすめします。
2.汚部屋の片付けSTEP2|道具を揃える
STEP2では、本格的に片付けをするための道具を揃えます。
道具を揃えることで、「やるぞ!」と、モチベーションがあがり、取り組みやすくなります。
片付けの途中で、道具が足りなくなると、集中力が途切れることにも繋がるため、必ず揃えておきましょう。
【必ず揃えておきたい道具】
- 汚れても良い服
- マスク(重ねがけがおすすめ)、ゴム手袋
- 殺虫剤
- はさみ(大きなゴミを切って小さくする)
- ゴミ袋各種類:「可燃ごみ」「不燃ごみ」「プラスティック」「ペットボトル」
- 黒い中の見えないビニール袋
- 分別のための段ボール、または袋(3章で解説)
片付けを効率よく進めるには、汚れても良い服で作業することが重要です。
汚れをいちいち気にしていると、作業が中断し、時間が余計にかかってしまうからです。
また、マスクやゴム手袋は、ホコリや汚れを気にせず、どんどんゴミを掴むことができるので、スピードアップにもつながるでしょう。
黒いビニール袋があると便利
黒いビニール袋を用意しておくと、人の目に触れてほしくない物や汚物を、どんどんいれることができるので便利です。
そのままゴミとしては出せないため、可燃ごみの袋に、他のゴミと一緒に入れておきましょう。
「これはどうやって捨てるの?」と悩まずに済みます。
3.汚部屋の片付けSTEP3|作業する時間を決める
実際の片付けに入る前に、作業する時間を決めておきましょう。
最初は1時間程度に設定し、「できるかも」と感じたら、2時間程度集中して片付けができるようにすることをおすすめします。
無理のない、明確な時間を決めておくことで、モチベーションが続きます。
また、「この時間内だけでも一生懸命にやろう」という意識が生まれやすくなります。
1度に長時間やろうとすると、その時は達成感があるものの、「大変だった」という意識が残ってしまうのです。
「またあれをやるのか」と思うだけで気持ち的にも疲れてしまうでしょう。
なお、自分の好きな音楽をかけると、楽しく片付けができるはずです。
YouTubeなどの「掃除がしたくなる音楽」「掃除がはかどるBGM」もおすすめです。
どうしてもやる気が出ないときは「5分間」だけやってみよう
1時間も片付けなんてできない、やる気が出ない、というときは、「5分間だけ」と決めて、作業を行ってみましょう。
5分という短時間を設定することで、行動のハードルが下がり、「とりあえずやってみよう」というきっかけになります。
スマートフォンのタイマーなどで5分間セットして作業開始、時間が来たら作業を止める、というルールです。
短時間で集中的に行えるため、継続しやすく、「今日はもうちょっとやってみるか」となるかもしれません。
毎日少しだけ掃除する習慣は、きれいな部屋を持続できるコツでもあるのです。
4.汚部屋の片付けSTEP4|まずは半径1m以内のゴミをかき集める
まずは、あなたが普段いる場所から、半径1m以内のゴミをかき集めましょう。
手を伸ばせば届くほどの範囲は、気軽に取り組みやすいため、「このくらいなら」というやる気が起きやすくなります。
目に見えるゴミが無くなるだけでも、「できた」という達成感を得られやすく、作業範囲を広げる気力が湧き上がるようになります。
具体的には、各種のゴミ袋を用意しておき、何も考えずにどんどん分別するとよいでしょう。
なお、飲みかけのペットボトルが多い場合は、バケツなどを用意し、中身を空けながら進めます。
後でキッチンに流しに行こうと思っていると、面倒になってしまいます。
迷う場合に分別ボックスがあると便利
ゴミを片付けると同時に、「絶対にいる物」「捨てるか微妙な物」をいれる段ボールなどを用意しておくと、作業が早くなります。
捨てるかどうかを考えるだけで、頭が疲れて作業効率が落ちてしまいます。
簡単に分別できる箱を用意しておくと、とにかくどんどん物を入れるだけなので、スピードアップに繋がります。
微妙なものは、片付けが一旦落ち着いてから、捨てるかどうかを考えるとよいでしょう。
また、もう使わない新品や捨てるにはもったいない物を、ゴミとして処分するのに抵抗を感じる場合は、不用品買い取りサービスを利用するのも良いでしょう。
5.汚部屋の片付けSTEP5|ゴミを溜めておく場所を作る
ある程度、ゴミの片付けが進んだら、ゴミ袋の置き場所を決めておきましょう。
同じ種類のゴミで固めていると、ゴミ出しの日に、まとめて持っていきやすくなります。
また、置く場所を決めていなと、ゴミ袋が部屋中に散乱して、片付いたという実感も湧きにくいでしょう。
ゴミ袋がある程度少なくなるまでは、玄関近くの廊下などにゴミを溜める場所を作ると、ゴミ出しがしやすくなります。
部屋が片付いた後は、ゴミを置く場所をキチンと設定するとよいでしょう。
ゴミを玄関において毎日ゴミを出すクセをつけよう
多くの自治体では、平日なら毎日、何かしらのゴミを収集します。
そのため、「仕事や学校行くついでにゴミを出す」ことを習慣にしてしましょう。
前日に、明日は何を収集するのか確認してゴミをまとめ、玄関に用意しておきます。
家を出る予定が無い場合は、寝過ごさないようにタイマーをかけておくと忘れず安心です。
6.汚部屋の片付けSTEP6|部屋の整理整頓をする
ゴミを出してしまったら、部屋の整理整頓を行いましょう。
そのまま放置していると、せっかく片付いた部屋がすぐに元通りになってしまいます。
「絶対にいるもの」の箱に入れたものを分類し、収納していきます。
なお、どうしても整理整頓が苦手な人は、「整理収納アドバイザー」などの専門的なサービスを利用するとよいでしょう。
単に整理整頓のアドバイスをしてくれるだけではなく、片付かない原因や問題点を特定してくれます。
住んでいる人のライフスタイルに合わせた方法を教えてくれるので、片付ける習慣が身につくはずです。
いるかどうか微妙なものの仕分け方
「いるかどうか微妙」の箱に入れた物は、置いておくべきか捨てるべきか、判断が難しいですね。
迷う場合は、次の判断基準を試してみましょう。
- 1年以上利用していない
- 物を見て「わくわく」しない
- 今のライフスタイルに合っていない
- 正直いらないけど思い出の品だから捨てにくい
- 痩せたら着ようと思っている(服など)
- 今使わないけど、将来使うかもしれない
これらの基準に2つ以上当てはまるものは、捨ててもよい品です。
思い切って捨てるか、不用品の買い取りサービスに出すことを考えましょう。
また、思い出の品が捨てられない場合は、沢山ある中の一つだけを残したり、写真に残しておくという方法もあります。
それでも判断がつかない場合は、また箱に戻して1ヶ月保管します。
一ヶ月経って、再度判断すると、過度に悩みすぎないので、おすすめです。
7.汚部屋の片付けSTEP7|最後に清掃する
最後に、物が少なくなった部屋を、きれいに掃除しましょう。
ゴミの片づけを行いながら掃除する方法もありますが、効率が悪くなるので、最後に一気に掃除することをおすすめします。
次のように作業を細かく区切って、時間や日を決めて、実行しましょう。
- 掃除機をかける
- 棚を拭く
- 床を雑巾掛けする
- カーテンやラグ、ベッドのシーツなどを洗濯する
1つの部屋が済んだら、別の部屋、玄関、廊下、キッチンなどを順番に行います。
一度にすべてを完璧にしようとせず、片付けと同様、少しずつ進めていくことが重要です。
片付けた後の達成感を味わい、その状態をキープすることで、再び汚部屋になることを防ぎましょう。
定期的に人を呼ぶことで綺麗な部屋をキープしよう
綺麗になった部屋は、定期的に人を呼ぶことで、状態をキープしやすくなります。
散らかった部屋を人に見られたくないという気持ちが、掃除をするモチベーションになるからです。
自分では「まあいいや」というレベルの汚れでも、人に見られるとなると、ほっとけませんね。
月に2回程度人を招けば、一定レベルの綺麗な状態をキープすることができるでしょう。
8.汚部屋の片付けはメンタルの強さがなければやり遂げるのは困難
ここまで汚部屋の片付け方を紹介してきましたが、「頑張るぞ!」という方もいれば、「正直できる気がしない…」と思っている方もいるかも知れません。
実際、汚部屋の片付けはメンタルの強さがなければ、やり遂げるのは困難です。
たとえば、床が見えないほどのゴミが積み上がっている場合は、ゴミをすべて廃棄するだけでも、1ヶ月以上かかるはずです。
その間、ゴミに囲まれながらも、ごみカレンダーに合わせて定期的にゴミ出しするのは、かなりのモチベーションの維持が必要となります。
また、仕事などが忙しくて家にいる時間が少ない人にとっては、片付けが重いプレッシャーになるでしょう。
とはいえ、このまま放置しておくと、本格的な「ゴミ屋敷」になってしまいます。
ゴミ屋敷になってしまうと、次のようなリスクが発生します。
【ゴミ屋敷のリスク】
- 生ゴミなどの臭いが漏れ、近所からクレームがくる
- ゴキブリやダニなどの害虫が発生する
- カビ、ホコリによって感染症やアレルギー性疾患になる
- 病気や最悪、孤独死してもなかなか気が付かない
とにかく早くなんとかしたいと思う場合は、汚部屋の片付け業者に依頼することも考えましょう。
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費用などを知りたい方は、次の記事を参考にしてください。
高齢者の汚部屋の片付けは「生前整理」も意識して!
汚部屋に住んでいる方が高齢者の場合、「生前整理」のことも意識しましょう。
なぜなら、残しておくべき重要な書類や、価値のあるものが、ゴミに紛れている可能性があるからです。
とくに、汚部屋の片付けを業者に依頼する際は、通常の片付け業者だと、ゴミだと勘違いされて捨てられてしまうこともあるのです。
業者に依頼するときは、重要品の捜索と整理を行ってくれる専門家である「遺品整理士」の資格をもっている片付け業者に依頼すると、勝手に捨てられることはありません。
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10.まとめ
いかがでしたでしょうか。
尾根屋を片付ける方法や、元のお部屋に戻らないコツも理解できたと思います。
最後に、この記事をまとめてみましょう。
STEP1|燃えるゴミの日の前日に実施する計画を立てる
燃えるゴミの前日に実施する計画を立てて、比較的出しやすい燃えるゴミを処分してしまいましょう。
STEP2|道具を揃える
道具が足りなくなると、集中力が途切れることにも繋がるため、必ず揃えておきましょう。
片付けを効率よく進めるには、汚れても良い服で作業することが重要です。
STEP3|作業する時間を決める
一度に長時間やろうとすると、「大変だった」という意識が残ってしまうので、最初は1時間程度から始めましょう。
STEP4|まずは半径1m以内のゴミをかき集める
手を伸ばせば届くほどの範囲は、気軽に取り組みやすいため、「このくらいなら」というやる気が起きやすくなります。
STEP5|ゴミを溜めておく場所を作る
同じ種類のゴミで固めていると、ゴミ出しの日に、まとめて持っていきやすくなります。
STEP6|部屋の整理整頓をする
そのまま放置していると、せっかく片付いた部屋がすぐに元通りになってしまいます。
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STEP7|最後に清掃する
ゴミの片づけを行いながら掃除する方法もありますが、効率が悪くなるので、最後に一気に掃除しましょう。
◯汚部屋の片付けはメンタルの強さがなければ、やり遂げるのは困難
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