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汚部屋を作り出す人の心理とは?抜け出すためのステップを解説

汚部屋を作り出す人の心理とは?抜け出すためのステップを解説
著者 坂本 貴志

毎日の仕事や家事が忙しい・掃除をするのが面倒くさいなどの理由で、気づいたら部屋が物であふれているケースは珍しいことではありません。汚部屋になるのにはさまざまな理由がありますが、汚部屋を作り出す人の心理が関係している場合もあります。汚部屋を抜け出すには、汚部屋を作り出す人の心理や解決方法を理解するのが近道です。

本記事では、汚部屋を作り出す人の心理と、抜け出すための解決方法を解説します。きれいな部屋で過ごしたい、汚部屋を抜け出したいと考えている方は、参考にしてみてください。

この記事を読んで分かること


  • 汚部屋を作り出す人の心理状態
  • 汚部屋の放置により起こりうるデメリット
  • 汚部屋の解決方法

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汚部屋を作り出す人にありがちな心理状態

汚部屋を作り出す人は、以下の心理状態が見られる傾向があります。

汚部屋を作り出す人にありがちな心理状態

部屋の状態は心の状態を示すと言われることがありますが、汚部屋を作り出す人の心理状態はどのようなものなのか、ひとつずつ見ていきましょう。

ストレスをため込んでいる

日常生活における仕事や家事などで、心身ともに疲れがたまるとストレスも蓄積し、掃除をしようという意欲がなくなり、部屋がどんどん散らかってしまいます。休日も掃除をする気力が起きず、散らかった部屋でそのまま過ごすことで、さらに部屋が汚れるといった悪循環に陥ってしまうのです。

また、ストレスが溜まると正確な判断ができなくなり、ストレスを発散しようとして同じものを大量に買ったり衝動買いをしたりする傾向も見られます。収納スペースが少ないと、買ったものを生活スペースに放置して部屋が散らかっているように見え、結果として汚部屋になってしまいます。

孤独や不安を覚えている

孤独や不安を覚えることが多い人は、必要以上に買い溜めをするなどして、過剰に備えようとする傾向が見られます。トイレットペーパーや洗剤などの生活必需品を買い溜めしたものの、収納スペースに収まりきらず生活スペースに置いておくと、汚部屋を作り出すきっかけになってしまうのです。

また、人と接することが苦手で孤独感を覚える人は、寂しがり屋の人が多いと言われています。人とのふれあいで満たされない心を物で満たそうとすると、部屋の中が物であふれてしまいます。

分離不安傾向がある

分離不安とは、不安障害や不安症の一種であり、愛着のある物から離れる行為に対して強い不安を抱く症状です。子供だけでなく大人でも分離不安の症状を持つ方が多いことがわかっています。

症状が強いと生活に支障をきたす場合もあり、大切な物だけでなくゴミから離れても恐怖を感じることもあります。物に囲まれていると安心するため、部屋を片付けようという意欲がわかず、汚部屋にいるとかえって落ち着くと感じるのです。汚部屋だけでなく、収集癖がある人や部屋に小物を飾るのが好きな人も、分離不安の兆候がかけている可能性があります。

ものをため込む傾向にある

物を捨てるのがもったいない・いつか何かに使えるかもしれない・物を捨てる行為に罪悪感を覚えるなどと感じる人は、いらないものであってもそのまま部屋の中にため込む傾向が見られます。物に囲まれて安心感があるものの、掃除の仕方が分からないまま過ごすことで、汚部屋のまま放置された状態が続いてしまうでしょう。

使う機会がある・ないに関わらず、もったいないとの気持ちから物を捨てずにとっておくと、部屋にある物が増え続け、収納場所に収まりきらなくなってしまいます。

自己肯定感が低い

自己肯定感が低い人は、自分に自信が持てず自分を低く見積もる傾向があります。片付けができない自分を責めるうちに、「自分にはきれいな部屋ではなく汚い部屋が合っている」と思い込み、自己嫌悪の感情からゴミを溜めてしまうのです。この状況が悪循環となり、マイナス思考に陥るとさらに片付けができなくなるでしょう。

自己肯定感の低さと汚部屋は、関係がないのではと思われるかも知れません。しかし、部屋の散らかりは集中力や生産効率を下げ、ひいては自己肯定感も下げる原因となるのです。

心理状態が健康でも汚部屋を作り出してしまう理由は?

心理状態には問題がなくとも、汚部屋を作り出してしまう人も少なくありません。これには、以下の理由が考えられます。

心理状態が健康でも汚部屋を作り出してしまう理由は?

それぞれの理由について、理解を深めていきましょう。

心理状態は普通でも体が不健康

心理状態は落ち着いていても、体に障害があったりケガや病気をしていたりすると、思うように体が動かせず、満足に掃除ができないでしょう。また、加齢に伴って体力や身体機能が低下し、掃除ができなくなるケースも多く見られます。

この場合、片付ける必要性を十分理解していても体が動かせないため、ジレンマや焦燥感を覚える人も多く、先述した自己肯定感の低さにつながることがあります。

掃除をする時間を確保できない

仕事・勉強・家事・育児などが忙しく、掃除をする時間が十分に確保できないと、部屋にあるいらないものが片付けられず、汚部屋になってしまう可能性が高まります。この傾向は、性別に限らず多くの人に見られるものであり、特に夜勤など時間帯が不規則な仕事をしていると決められた曜日にゴミ出しができず、部屋にゴミが溜まってしまうでしょう。

時間に追われる生活を送る現代人にとって、掃除の時間を確保するのは難しいものですが、常態化すると少しずつ汚部屋に近づいてしまいます。

人目を気にしていない

人目を気にせず、散らかった部屋を見られても何とも感じない・誰も部屋に尋ねてこないから掃除をしなくても問題ないなどと考えている人は、掃除をしようという意欲がわかないこともあります。この場合、部屋の状態を指摘されても特に気にならず、急な来客があったとしても、何かと理由をつけて部屋が散らかっている事実を正当化してしまうでしょう。

汚部屋である事実を自覚していないと、掃除をしなくても生活に支障がないと感じ、そのまま放置してしまうでしょう。

認知能力が低下している

加齢や認知症などによる判断能力の低下により、必要なものと不要なものが区別できず、部屋の片付けができない人もいます。ゴミの分別の仕方も分からなくなり、違う種類のゴミを同じ袋にまとめて出してしまうケースも少なくありません。

認知能力が低下しても、本人は自覚しにくいため、周囲が気付いたらできるだけ早い対処が必要です。

汚部屋の放置で起こりうるデメリット

汚部屋に住んでいる本人は、汚部屋は他人に迷惑をかけないと思っているかもしれません。しかし、実際には以下のようにさまざまなデメリットがあるため、汚部屋を放置することは避けたいものです。

汚部屋の放置で起こりうるデメリット

ここからは、具体的なデメリットの内容をご紹介します。

健康への悪影響

掃除や換気をしないことで不衛生な環境になり、汚部屋内にホコリ・ダニ・食べかすなどのハウスダストが発生します。ハウスダストを吸い込むと、免疫力が低下するだけでなく、アレルギー性鼻炎や喘息などのアレルギー症状を引き起こしたり肺炎になったりする場合があるため、注意が必要です。

また、ゴミの中に生ゴミが混ざっていると、ゴキブリやコバエなどの害虫もわきやすくなり、害虫による感染症や食中毒などの発生リスクも高まります。加えて、床に散らばっているゴミで足を滑らせて転倒すると、大ケガのリスクも高まります。汚部屋の状態がひどいほど、健康への悪影響も出やすくなるため、部屋の状態を判断する目安になるでしょう。

精神的な負担

汚部屋になっていると、足の踏み場が減って動きが取りづらくなったり、探し物を見つけにくかったりします。毎日の生活の中で少しずつストレスが溜まり、精神的に大きな負担がかかるのです。

また、汚部屋に住み続けると集中力や生産効率が低下し、ストレスやうつなどを誘発することもあります。ストレスがたまると疲れやすくなり、ガティブな考え方になると、さらに片付けができない悪循環が生まれ、汚部屋の状況が悪化してしまう場合もあるでしょう。負のオーラが連鎖すると、精神的に悪影響を及ぼし、何事もうまくいかないと感じるかもしれません。

事故・事件の発生

汚部屋では、コンセントにホコリがたまりやすくなり、トラッキング火災の発生リスクが高まります。トラッキング火災とは、コンセントとプラグの間に溜まったホコリが湿気を吸い、炭化して起こる発火現象であり、どの場所にあるコンセントでも発生する可能性があります。汚部屋には多くのゴミが溜まっており、火災が発生してゴミに燃え広がると瞬く間に広がってしまう可能性があるため、とても危険です。

また、ネズミがゴミや害虫をエサにしようとして汚部屋内に侵入し、電気コードやプラグをかじるおそれがあります。これによりケーブルがむき出しになると、漏電してショートすることがあり、火災と同じくとても危険です。

対人関係のトラブル

汚部屋から発生したゴミ・悪臭・害虫により、汚部屋の中だけでなく近隣住民にも被害が及ぶと、近隣トラブルに発展するおそれがあります。賃貸物件に住んでいる場合は、大家さんや管理会社から注意を受けるだけでなく、原状回復もしくは退去を求められることもあり、最悪の場合住む場所に困る事態になってしまうかもしれません。

また、汚部屋を人に見られるのを避けるために、家族や友人を自宅に呼べず、人間関係が希薄になりやすいです。一緒に生活をしている人がいると、同居人との関係性も悪くなり、お互いにストレスが溜まってしまうでしょう。

仕事や学業への悪影響

汚部屋で集中力が低下する状況は、仕事や勉強にも悪影響を及ぼします。室内にあるいろいろなものに目移りするため、集中力や認知能力が下がってしまいます。それだけでなく、汚部屋ではストレスホルモンのひとつであるコルチゾールが分泌されやすい傾向にあり、分泌されると精神的に不安定になりやすいと言われています。これらの要因が重なると、仕事や勉強に集中しづらくなってしまうのです。

さらに、在宅での仕事中にWeb会議をする際、汚部屋が画面に映ってしまうと、仕事ができないだけでなく上司や同僚からの印象も悪くなってしまうでしょう。

汚部屋を作り出してしまったときに取るべき解決方法

ここまで解説してきたように、汚部屋を作り出すにはさまざまな原因がありますが、放置するデメリットはとても多いです。状況を改善するために、以下の解決方法を試してみるのがおすすめです。

  • 小さな掃除からスタートしてみる
  • メンタルの専門家に相談する
  • 周囲の協力を得て清掃を進める
  • ものの定位置と収納場所を決める
  • プロの業者に清掃を依頼する

それぞれの改善方法について解説しますので、自分でできることから始めてみましょう。

小さな掃除からスタートしてみる

汚部屋を一度にまとめて掃除するのは難しいため、まずは小さな掃除から始めましょう。1日5分・10分などの短時間でできる掃除から始め、これを達成したら次は時間を延ばしたり掃除する場所を広げたりしていくと、少しずつ汚部屋を片付けられるでしょう。

掃除をするには、まずいるものといらないものを分別し、いらないものを捨てることから始めるとスムーズに進められます。分別の方法として、紙くず・ペットボトル・プラスチックなど明らかにゴミだと分かるものを集め、種類ごとにゴミ袋にまとめましょう。

また、1年以上使っていないなど、処分する基準を自分で決めるのもひとつの方法です。残すか捨てるか迷ったら、一時保管ボックスに分けたのち判断すると良いでしょう。

メンタルの専門家に相談する

汚部屋を作り出している原因が疾病である場合は、医師・心理療法士・カウンセラーなどの専門家に意見を仰ぐと、状況を改善できる可能性があります。相談できる疾病は、うつ病・ADHD・統合失調症・認知症・ためこみ症・アルコール依存症などです。

専門家に相談すると、汚部屋の住人に対して適切な治療やサポートが受けられます。これらの疾病は、住人本人は自覚していない場合も多いため、家族や親しい友人など周囲の気づきが重要なポイントです。相談や病院の受診を促したり、可能であれば付き添ったりするなどして、早めに対処できると良いでしょう。

周囲の協力を得て掃除を進める

掃除が苦手である・掃除箇所が多く1人では手に負えないなど、自分ではできないと感じた場合は、家族や友人などに相談して掃除を手伝ってもらうと確実に解決できます。相談するには勇気がいるかもしれませんが、誠意を持って相談すれば手を差し伸べてもらえるでしょう。

家族や友人に手伝ってもらう場合は、家がそれほど広くなく、害虫や悪臭が発生していない・業者による清掃やリフォームが不要であるなどの状況であることがポイントです。片付ける費用を安く抑えられ、第三者の関与がなく安心して掃除を進められます。

掃除を手伝う家族や友人は、汚部屋を作り上げてしまった本人を責めないようにし、本人が納得してからゴミを処分するように心がけることが大切です。協力して掃除を進め、汚部屋の改善を目指していきましょう。

ものの定位置と収納場所を決める

汚部屋となる原因のひとつに、物の定位置を決めず置きっぱなしにしてしまう行動が挙げられます。物によって定位置と収納場所が変わってくるため、物ごとに収納場所を決めて、使いやすいようまとめておきましょう

例えば、部屋の掃除に必要な掃除機やハンディモップを同じ場所に置いておいたり、メイク道具やブラシなど身だしなみを整える道具を鏡の近くに収納したりすると、スムーズに片付けられます。さらに、使用頻度が高い物をすぐに取り出せるよう、手前に収納すると出し入れがしやすくなり便利です。

新たに物を購入する時は、先に収納場所を決めておくとすぐに片付けられ、部屋全体の片付けやすさにもつながります。本当に必要なのか・すでに買っていることを忘れていないかなども確認でき、必要以上の買い物を防ぐ役割もあります。

プロの業者に清掃を依頼する

ここまでご紹介した方法でも、どうしても片付けられないと考える人は、プロの業者に依頼するとスムーズに解決できます。プロに依頼すると、汚部屋に溜まった大量のゴミを分別・回収してもらえるだけでなく、部屋の清掃や整理整頓のアドバイスも受けられます。生ゴミから出た水分が室内の床板に染み込んでいた場合、特殊清掃や修繕が必要となりますが、早い段階で業者に依頼することで費用を最小限に抑えられます。

自分で掃除するのに比べ費用はかかるものの、少しでも早く汚部屋を改善したい場合には、プロへの依頼が得策です。業者の中には、部屋の片付けに加え不用品買取を取り扱っているところもあるため、不用品買取により清掃費用を抑えられる場合もあります。

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まとめ:汚部屋を作り出したらプロに相談して部屋も心理も健康な状態に!

まとめ:汚部屋を作り出したらプロに相談して部屋も心理も健康な状態に!

今回は、汚部屋を作り出す人の心理や解決方法をご紹介してきました。汚部屋を放置すると、身体の健康に影響を及ぼすだけでなく精神面でも大きな負担がかかります。できるだけ早く汚部屋を清掃し、健康的で快適な生活が送れるようにしましょう。

「汚部屋の掃除をおこなう時間や体力がない方」や「家財ごとに異なる処分のルールが分からない方」は、専門の不用品回収業者に依頼することをおすすめします。業者に依頼することで、不要な物を手早く適切に撤去することができ、汚部屋の掃除にかかる負担を軽減できます。

ただし、不用品回収業者の料金やサービス内容は、業者ごとに違うため、複数の業者から相見積もりを取り、料金や作業内容、信頼性などを比較検討することが大切です。

まずは、信頼できる不用品回収業者に見積もりを依頼してみてください。適切な業者選びと準備で、無理のない費用で満足のいく汚部屋掃除を実現しましょう。

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著者情報

坂本貴志

坂本 貴志

遺品整理の相談所 代表

遺品整理の相談所の代表を務め、廃棄物業界に15年従事しており、遺品整理、生前整理、ゴミ屋敷片付けなどの各種サービスのエキスパート。姉妹サイトでは、一般廃棄物収集運搬業の許可業者のみを紹介する不用品回収のマッチングサイト「不用品回収相談所」を全国展開し、 業界の健全化をビジョンに掲げて事業を運営している。豊富な経験により、個人でも一般廃棄物実務管理者、遺品整理士などの専門資格も取得しており、業界団体の講師や廃棄物業者へのコンサルティングなども務めている。

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