「ゴミ屋敷から退去する時なにをすればいい?」
「ゴミ屋敷から退去費用はいくらかかる?」
「ゴミ屋敷からの退去費用を安くできる?」
このようなお悩みを抱えていませんか?
ゴミ屋敷は通常よりも高額な退去費用を請求されることが多く、悩んでしまうケースもあるかと思います。
そこで、本記事では、ゴミ屋敷の退去費用の内訳や清掃業者の選び方、安くするコツなどを解説していきます。
ゴミ屋敷から退去する際は、ぜひご覧ください。
この記事を読んで分かること
- ゴミ屋敷からの退去費用が高くなる理由
- ゴミ屋敷退去におすすめの業者の選び方
- ゴミ屋敷からの退去費用を安くするポイント
また、今すぐ安全で信頼性の高い遺品整理の業者に依頼したい方は「遺品整理の相談所」がおすすめです。
遺品整理の相談所は、お客様のニーズに合わせ遺品整理に必要な業者をご紹介するサービスです。
加盟している業者は遺品整理の相談所がおすすめする優良業者ばかりなので、安心してご利用いただけます。
お見積もりは無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
ゴミ屋敷の退去費用相場とは
退去費用とは、賃貸のアパートや戸建てから退去する際に借主が払う費用のこと。その部屋を次の入居者が住めるように原状回復を行う費用の一部を、借主が負担する制度です。
退去費用は大家さんや管理会社がお部屋を見てから決まります。通常の使い方なら原状回復費用のほとんどは貸主側が負担しますが、ゴミ屋敷の場合は住み方が原因になる部分が多いので、住人の負担額が多くなってしまうのです。
例えば、フローリングは経年劣化によっても張り替えが必要です。しかし、ゴミ屋敷の場合は、ゴミの放置が原因の汚れやカビにより、張り替えが必要になることもあります。よって、張り替え費用の一部を現住人が負担することになるというわけです。
参照:住宅:「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」(再改訂版)のQ&A-国土交通省
ゴミ屋敷の退去費用を調べたいのであれば、ゴミ屋敷清掃業者の相場を調べるとイメージしやすいです。
間取りによる相場は、上記の通り4万~25万程度ですが、現場を見ないと分からない部分が多いので、相見積もりで費用相場を把握していきましょう。
ゴミ屋敷の退去費用はなぜ高い?
ゴミ屋敷の退去費用は、原状回復に必要な費用によって上下します。退去費用が高くなるのは、上記の4つのケースです。
ここでは、退去費用が高額になるゴミ屋敷の特徴を紹介していきます。
自分では片づけが間に合わない場合が多い
ゴミ屋敷は自分では処理しきれないゴミや汚れに対処するために、清掃業者に依頼するケースが多くなります。
特に、壁や床にしみついた悪臭は市販の消臭剤では落としきれないので、ゴミ屋敷清掃業者への依頼が必要になる可能性が高いです。ゴミ清掃業者への依頼は4万~25万と高額なので、退去費用そのものが高額になります。
さらに、退去まで間がない場合は日程に融通が利かないので「業者に依頼する際の費用の比較や値下げ交渉をしている時間をとれない」という理由で業者への依頼料が高額になってしまうケースもあります。
解体・リフォームが必要になるケースは高額になる
ゴミ屋敷専門の清掃業者でも落としきれない汚れは、解体・リフォームで対応することになります。
リフォームのための費用は、一部が退去費用に上乗せされるため、高額になります。作業箇所や間取りによっては、50万円を超してしまうケースもあり得ます。
処分が難しいゴミが多いと高額になる
ゴミ屋敷の退去費用の内、ゴミの処理費用は原則住人が負担します。通常のゴミに出せるものだけならゴミ袋の料金だけでいいのですが、中にはゴミ処理施設で引き取れないものがあります。
参考:ごみ処理施設で処理ができないもの(処理困難物)-長野市公式ホームページ
例えば、家電4品目はリサイクル費用が必要です。ゴミ屋敷には、小型充電器やボタン電池、バッテリーが散乱しているケースも多いです。
こういったゴミが多いと、不用品回収業者やゴミ屋敷清掃業者への依頼料が高くなる傾向があります。
広範囲の害虫駆除が必要なケースは高額になる
退去費用のうち、害虫駆除は「ゴミ屋敷になったことの影響」とみなされて、住人負担になりやすいです。害虫駆除は広範囲であればあるほど高額なので、大量に発生している場合は退去費用も高額になります。
また、害虫が発生するレベルのゴミ屋敷は、周辺住人から苦情が入っているケースも多いです。
苦情が貸主側に届いていれば、印象が悪くなり、退去費用を高く請求されてしまう可能性が出てきます。
ゴミ屋敷退去のための清掃業者の種類
ゴミ屋敷から撤去する際には、専門業者による清掃が必要なケースが多いです。状況に合わせて、以下の二つの業者から選びましょう。
- ゴミ屋敷清掃業者
- 特殊清掃業者
ここでは、それぞれの業者がどんなお部屋に向いているのかを解説しています。
ゴミ屋敷清掃業者
ゴミ屋敷清掃業者は、ゴミ屋敷の不用品の分別、貴重品の捜索、不用品の回収と処分などを行ってくれる業者を指します。
通常の清掃業者に比べ、腰の高さ・天井までゴミが積まれている状態や、悪臭を放っている状態に対応する技術が高いのが特徴です。
「近所にゴミ屋敷化されたことを知られたくない」という場合や「退去まで時間がないので、早く片づけてほしい」というケースにも配慮してもらえます。
オプションで消臭・害虫駆除を行える業者も多いので、よほど重度のゴミ屋敷でなければ、ゴミ屋敷清掃業者で対応できると思っていいでしょう。
特殊清掃業者
ゴミ屋敷清掃業者でも落としきれない汚れや臭い、感染症リスクがある場合は、特殊清掃業者が必要です。
例えば、トイレに大便・吐しゃ物・ゴミが詰まっていたり、ペットボトルに入った尿がこぼれているレベルのゴミ屋敷は感染症リスクがあるため、対応できるゴミ屋敷清掃業者が限られます。
害虫駆除はゴミ屋敷清掃業者でも可能ですが、規模によっては解体・リフォームが必要になるので、特殊清掃業者の方が向いていることがあります。
ゴミだけでなく、ペットの糞尿による被害がある場合も解体・リフォームの必要性が高いので、ゴミ屋敷清掃業者では対応しきれないかもしれません。
「住んでいると健康を損ねるほどの悪臭・汚れ」や「近所から悪臭・害虫被害の苦情が来る」ケースなら特殊清掃業者、あるいは特殊清掃をオプションで扱えるゴミ屋敷清掃業者が良いと考えると良いでしょう。
ゴミ屋敷退去前の清掃業者の選び方
ゴミで床が埋まっていたり、廊下が歩きづらい状態になっているような場合、退去前にゴミ屋敷専門の清掃業者に依頼するのがおすすめ。選ぶ際は、上記の4ステップを意識しましょう。
ここでは、ゴミ屋敷から退去する時の清掃業者の選び方について紹介していきます。
自分の部屋の状況に近い実績がある業者を探す
ゴミ屋敷と言っても、ゴミの状態や害虫の有無によって、必要になる業者は変わります。
自分がどの業者に向いているのか判断するのは、その業者の実績を見るとイメージしやすいので、実績ページを確認し、自分に近い業者を選んでいきましょう。
実績を見る以外にも、例えば、床がゴミや不用品でいっぱいになっていたり、袋詰めされていてもゴミ袋が大量にあるようでしたら、ゴミ屋敷清掃業者への依頼がおすすめです。
衣服や日用品など、腐らないものを大量に買い込んでゴミ屋敷になってしまったケースであれば、不用品の買い取りに強いゴミ屋敷清掃業者に頼むと買い取ってもらえる可能性があります。
大規模な害虫被害・薬剤では落とせない臭いや汚れがある場合は特殊清掃の方が向いています。
どんな業者がいいのか判断できない場合は、電話やメールフォームでの相談を通して、自分に合った業者を探していきましょう。
ゴミ屋敷清掃に必要な資格の有無をチェックする
ゴミ屋敷清掃の営業のために必要な資格はありませんが、ゴミの処理や運搬には必要な許可があるので、見積もり依頼の前に許可の有無を確認しておきましょう。
【ゴミ屋敷清掃に関わる許可・登録】
許可名 | 内容 |
---|---|
一般廃棄物収集運搬許可証 | 可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみ、粗大ごみを回収するのに必須 |
一般貨物自動車運送事業許可 | トラックで品物を運ぶために必須 |
解体工事業登録 | 解体・リフォームのために必須 |
古物商許可証 | 不用品の買取のために必須 |
*一般廃棄物収集運搬許可証・一般貨物自動車運送事業許可は許可を持つ業者に委託している場合もあります。
上記の他にも、ゴミ屋敷清掃士認定協会が認定するゴミ屋敷清掃士を持っている業者はゴミ屋敷清掃への知識と技術を持っている基準になるので、おすすめです。
また、表者氏名や会社住所などの基本情報が記載されていない場合は信頼性が低いので、見積もり前に確認しておいた方がいいでしょう。
相見積もりの内容を比較する
必要な許可を持っていると確認した後は、無料で訪問見積もりに対応してくれる業者を探しましょう。3~5社に見積もりを頼み、内容を比較していくことが大切になるためです。
見積書がそろったら、作業の流れを確認します。ゴミ屋敷の片付けは大まかに「不用品の分別」「搬出、貴重品の捜索」「ゴミの収集運搬・処分」の作業に分けられます。不用品を外に出す際の養生をするか、スタッフの性別は選べるのかなど、細かい点は業者によって変わるので、見積書に記載がなければ確認しておきましょう。
買い取り査定に対応しているか、査定がどんな流れで行われるのかのチェックも必要です。
そのほか、契約後の高額請求を防ぐために、下記の点を確認しておきましょう。
【ゴミ屋敷清掃のための見積書チェックポイント】
- ゴミを搬入する車両の種類・人件費は明記されているか
- 作業内容ごとの料金が記載されているか
- 追加作業・追加料金について明記されているか
作業内容ごとの料金を記載せず、合計金額のみが書いてある場合は「現場で作業を追加したので別途料金がかかる」と言って高額請求を行う悪質な業者がいるので、注意が必要です。
このほかにも、他の業者には無い作業や作業や不自然に高額な作業がある場合は、それが必要なのか問い合わせておきましょう。
問い合わせを嫌がるのは悪質な業者の可能性が高いので、反応を見るためにも契約前の問い合わせは大切だといえます。
相見積もりの費用を比較・値下げ交渉を行う
3~5社の作業内容を比較した後は、費用を確認していきます。
費用を確認する際に注目したいのは、オプション料金。例えば、エアコンの取り外しや階段の上り下りも追加料金になりやすいです。
依頼したい部屋がオプション料金の条件に重なるなら、それが無料の業者を探しましょう。
深夜・早朝にも時間外料金がかかる場合があります。時間帯を見直すか、費用の上乗せが無い業者を探すことが大切です。
オプション料金の部分を確認した後は、値下げ交渉を行います。相見積もり費用を比較していると伝えると、値下げをしてくれる場合があります。
ホームページに「業界最安値」や「一円でも高かったら値下げする」と書いてある業者が値下げに応じてくれる可能性が高いです。


遺品整理、生前整理、空き家整理、
ゴミ屋敷の片付け、特殊清掃なら
遺品整理の相談所
業者選びにお困りの方には、あなたの気持ちに寄り添った
スタッフが無料で相談・サポートいたします
退去のためのゴミ屋敷退去の費用に関する体験談
ここでは、ゴミ屋敷の退去に清掃業者が必要だとイメージしてもらい、費用の目安をイメージしてもらうため、当サイトの姉妹サイトである「不用品回収相談所」での島根県雲南市A様の遺品整理の事例を紹介していきます。
ゴミ屋敷退去前の清掃・不用品回収の内容
A様には不用品回収相談所の公式ホームページを見たことをキッカケに、電話でお問い合わせいただきました。
A様は、以下の理由でお困りでした。
- ご家族がアパートを退去することになった
- 退去の期限が決まっていたため、引急ぎで清掃をしなければならない
- ゴミ屋敷となっているので早急に回収・処分してほしい
不用品回収相談所は、A様の問い合わせをいただいた当日、下見のために現地へ赴き、見積もりを提示しました。A様に納得していただけたため、作業をさせていただくことになりました。
当日の作業内容は次の通りです。
作業人数 | 3名 |
---|---|
作業時間 | 2日間 |
依頼内容 | アパート退去に伴うゴミ屋敷清掃の回収 |
作業金額 | 132,000円(税込) |
回収品目 | 洗濯機、扇風機、電気ストーブ、こたつ、布団類、キャリーバッグ、雑誌類、キッチン用品、トイレ・洗面・風呂場用品、服飾類、CD・ビデオ、他雑ごみ |
上記の事例は、ご希望の日程で遺品整理作業を行うことができ、A様のお悩みを解決することができました。
参考:【雲南市 A様】アパート退去に伴うゴミ屋敷清掃の回収事例(姉妹サイト「不用品回収相談所」)
ゴミ屋敷退去前の清掃・不用品回収のポイント
この事例から学べるゴミ屋敷退去の際の清掃・不用品回収のポイントは以下のとおりです。
項目 | 不用品回収相談所の対応 |
---|---|
業者の信頼性 | ゴミ屋敷清掃の実績の掲載と必要な許可の取得で、安心・信頼を提供できました。 |
迅速・適切な見積もり | 問い合わせ当日に現地で見積もりを作成し、A様が納得できる見積もりを提示できました。 |
効率的な作業 | 3名の作業員で2日間という適切な人員と時間配分で作業を完了できました。 |
ゴミ屋敷退去の際の清掃・不用品処分を依頼する際は、上記の点を満たす業者を選ぶのが大切になります。
なお、ゴミ屋敷の退去について以下のようなお悩みを抱えている場合、ぜひ、遺品整理の相談所にご相談ください。
- どこから遺品整理を着手すればいいかわからない
- どんな作業が必要なのか分からない
- 予算はいくらくらいになるか知りたい
- まずは相談からしたい
遺品整理の相談所では、当社がおすすめする優良な業者が加盟しており、予算にあった業者をご提案します。お困りの際は、ぜひお問い合わせください。


遺品整理、生前整理、空き家整理、
ゴミ屋敷の片付け、特殊清掃なら
遺品整理の相談所
業者選びにお困りの方には、あなたの気持ちに寄り添った
スタッフが無料で相談・サポートいたします
ゴミ屋敷の退去費用を安く抑えるポイント
ゴミ屋敷の退去費用は高額になりがちですが、大家さんとの話し合いの前に下記のような準備をしておけば、安く抑えることも可能です。
- 自分でできる範囲の掃除をする
- 早めに専門業者に依頼する
- キャンペーン・値下げ交渉を利用する
- 賃貸契約書・ガイドラインをチェックする
- 火災保険が適応されないかチェックする
ここでは、自分でできる範囲で退去費用を抑えるポイントを解説しています。
自分でできる範囲の掃除をする
ゴミ屋敷から退去することが決まったら、まず自分でできる範囲の清掃を行いましょう。分別できるゴミはゴミ袋にまとめて、通常の方法でゴミ出しするだけでも効果があります。
この時注意したいのは、賃貸に染みついている臭いやシミを無理に落とそうとしないこと。
市販の消臭剤で臭いを落とすのは構いませんが「落としきれないから、たくさん置こう」と考えて置きすぎると、かえって消臭剤の臭いがしみついてしまうことがあります。
シミに関しても、床・壁に合わない洗剤を使ったり固いスポンジやタワシを使うと、汚れた部分を傷つけてしまうかもしれません。
自分で落とせない部分は専門の清掃業者に頼むことが大切です。
早めに専門業者に依頼する
自分で落とせない汚れや臭いに対処してもらうため、ゴミ屋敷清掃業者に依頼するなら、少しでも早く依頼するのがおすすめ。
すでに深刻な被害がある場合でも、早く依頼することで日程の融通が利くようになるためです。
例えば、土日祝日や深夜・早朝などは追加料金になるケースがあるので、少しでも早く依頼して相手の都合に合わせることができれば、余計な費用がかかることを防げます。
キャンペーン・値下げ交渉を利用する
ゴミ屋敷清掃業者に自分で依頼すると、値引きキャンペーンの利用や値引き交渉をできることもメリットです。
ゴミ屋敷清掃業者は、早割りキャンペーンやWEB予約による割引キャンペーンを行っていることがあるので、ホームページのトップページなどをよく確認しておきましょう。
3〜5社に見積もりを頼み、相場を比較してから契約することも大切です。業界最安値を掲げている業者ならば、他の業者に合わせて値引きを行ってくれるケースもあります。
賃貸契約書・ガイドラインをチェックする
ゴミ屋敷の原状回復費用は高額になりますが、そのすべてを住人が負担する必要はありません。賃貸契約書を見て、どこまでが貸主負担なのかを確認しておきましょう。
国土交通省が出している原状回復をめぐるトラブルとガイドラインをチェックしておくことも大切です。
ガイドラインによれば、「経年劣化や通常の使い方による摩耗」は借主側が原状回復させる部分に該当します。
参照:住宅:「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について-国土交通省
例えば、ベッドやソファを置いて床がへこんでしまったり、壁紙が日焼けしてしまうのは通常の使い方でも避けられない損傷だと言えるでしょう。住人が壁・床の張り替えを全額負担する必要はないということになります。
しかし、ゴミ屋敷になるのは「通常の使い方」ではないので「ゴミ屋敷になったせいで部屋に臭いがしみ込んでいる、壁紙の全面張り替えはそのせい」と判断されれば、住人も費用を負担する必要があります。
つまり、どこからが通常の範囲について、ガイドラインや賃貸契約書に従って話し合っていくことが大切です。
話し合いが難航したり、感情的になりすぎるようであれば、弁護士などの専門家に頼ることをおすすめします。
火災保険が適応されないかチェックする
もし火災保険に加入している場合は、原状回復費用や貸主への賠償責任が保証の範囲に入っていることがあります。
ただし、火災保険は故意ではない破損であることが条件なので、適応されるかは分かりません。補償されそうな部分には手をつけず、写真などで保険会社に相談してみましょう。
請求期限もあるので、傷や汚れがついてから間もない期間である必要もあります。
退去した後には請求できないので、早めに相談することが大切です。
ゴミ屋敷の退去費用に関するよくある質問
ゴミ屋敷の退去費用については、下記の3つの質問がよくあります。
- Q.ゴミ屋敷を退去する際に必要な費用は?
- Q.ゴミ屋敷は自分で片付けられる?
- Q.ゴミ屋敷の原状回復費用は誰負担?
ここでは、具体的なポイントなどを紹介していきます。
Q.ゴミ屋敷を退去する際に必要な費用は?
A.ゴミ屋敷を退去する前には、次の住人が住めるように整える「原状回復」作業が必要です。清掃業者に原状回復作業を頼むと、4万~25万かかります。
ゴミ屋敷の原状回復費用は間取りやゴミの種類、放置時間の長さなどで変わるので、一度現地で見積もりをとって相場を把握していくのがおすすめです。
Q.ゴミ屋敷は自分で片付けられる?
A.放置されたゴミが腐ったり、異臭が発生していたり、害虫がいない段階ならば自分で片付けることも可能です。
「未開封の衣服などで床が埋まった」ようなケースであれば、時間があれば片付けられるかもしれません。
しかし、腰以上の高さにゴミや不用品が積まれているケースならば、片付ける際に崩れてケガをしてしまうリスクがあります。
生ごみの放置がある場合は、見えない部分に床にカビやシミができてしまう可能性が高いです。
これらの場合は、ゴミ屋敷清掃業者に依頼した方がいいでしょう。
Q.ゴミ屋敷の原状回復費用は誰負担?
A退去時の原状回復費用は「通常の使い方・経年劣化」部分を大家さんや管理会社が負担します。住人側が負担する費用は、故意に傷つけたり、汚したりした部分です。
ゴミ屋敷の場合、ため込んだゴミの回収・処分が借主負担になります。ゴミの放置により床や壁が傷ついた部分は、どこまでが「経年劣化の範疇」になるかの話し合いが必要です。
費用の話し合いを望むのであれば、早めに大家さんに相談し、誠実な協議を行いましょう。
まとめ:ゴミ屋敷退去の費用は清掃業者への依頼費用で変わる
ゴミ屋敷の退去費用は大家さんや管理会社の調査によって決まります。次の住人のための原状回復にかかる費用の一部が、退去費用として請求されるためです。原状回復費用のすべてを負担する必要はありませんが、ゴミの処理やゴミの放置による汚れ・悪臭・害虫への対処が住人負担になりやすい傾向があります。
ゴミ屋敷からの退去費用は高額になりがちですが、自分でできる部分を清掃したり、賃貸契約書・ガイドラインの内容に沿って話し合ったりして軽減することが可能なので、貸主側と誠実に話し合っていきましょう。
遺品整理の相談所では、当社がおすすめする優良な業者が加盟し、業界トップクラスの安価な料金でサービスを提供しています。お困りの際は、ぜひお問い合わせください。


遺品整理、生前整理、空き家整理、
ゴミ屋敷の片付け、特殊清掃なら
遺品整理の相談所
業者選びにお困りの方には、あなたの気持ちに寄り添った
スタッフが無料で相談・サポートいたします