遺品整理は故人との思い出を整理する大切な作業ですが、なかでも仏壇の処分は多くの人が悩むポイントです。
遺品整理の一環として仏壇をどう扱うか迷っている方に向けて、必要な情報と具体的な手順を提供しますので、参考にしてみてください。
この記事を読んで分かること
- 遺品としての仏壇の扱われ方
- 仏壇を処分する方法とメリット・デメリット
- 仏壇の処分費用
- 仏壇を無料で処分する方法
- 仏壇を処分する際に気を付けるポイント
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遺品としての仏壇は祭祀財産に該当する
遺品としての仏壇は、祖先を大切にする日本の慣例から、祭祀財産(さいしざいさん)として相続財産とは異なる扱いが法律によって定められています。また、仏壇を処分するには、ただ解体して捨てればいいというものではありません。なぜなら、仏壇は神や祖先の存在を前提に祀られるものだからです。
ここでは、遺品としての仏壇について解説します。
祭祀財産とは神や祖先を祀るために必要な財産
祭祀財産とは、神や祖先を祀るために必要な財産のことです。仏壇は日本の伝統的な仏教信仰において、家庭内で先祖を供養する場所となっています。ゆえに、仏壇は「家庭のなかの小さなお寺」とも呼ばれているのです。
ところで、遺品としての仏壇は誰が承継するべきなのでしょうか。仏壇は、先祖を祀るという役割をもっていることから、現金や預貯金、土地などの財産のように、複数の相続人で分け合うことはできません。
民法897条により仏壇などの祭祀財産は、以下の順番で受け継ぐ人が決定されます。
一般的には、配偶者や子供といった相続人が役目を受け継ぐことになるでしょう。どうしても、仏壇を受け継ぐ人が決まらない場合は、家庭裁判所による調停で審判の上、指定されます。
仏壇を処分する前に閉眼供養をおこなうと安心
仏壇を受け継いだ人が、事情によって管理できない場合は、仏壇を処分する必要があります。その際に、仏壇は閉眼供養をしてもらい、ただの箱に戻してから処分すると安心です。
閉眼供養とは、仏壇に宿った魂を抜く儀式を指します。魂が宿った仏壇(開眼供養をおこなったもの)は、閉眼供養が必要です。閉眼供養は、地域ごとに魂抜き、お性根抜き、閉眼法要とも呼ばれます。
仏壇の処分をする前に、どういった対応が望ましいかは宗教にもよるので確認しましょう。
閉眼供養の流れ
- 菩提寺または仏具店に閉眼供養を依頼する
- 日程調整と僧侶の手配
- お布施を準備する
- 仏具やお供え物を準備する
お布施の金額は、依頼先に直接確認するとよいでしょう。
仏壇を処分する方法|費用やメリット・デメリット一覧
ここで紹介する処分方法には、それぞれにメリットとデメリットがあります。処分方法によって手間や費用が異なるため、それぞれの特徴を比較して処分方法を検討することをおすすめします。主なメリット・デメリットは以下のとおりです。
依頼先 | 費用相場 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
先祖代々のお墓があるお寺 |
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仏壇店 |
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粗大ゴミ(自治体) |
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遺品整理業者 |
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処分費用を安く抑えたい場合は地方公共団体が実施する粗大ごみ回収を利用して、閉眼供養から処分までを一任したい場合は菩提寺や仏具店などを利用するとよいでしょう。
1.先祖代々のお墓があるお寺に相談する
先祖代々のお墓があるお寺(菩提寺)に相談のうえ、引き取ってもらう方法があります。
【先祖代々のお墓があるお寺に依頼するメリット】
- 閉眼供養から仏壇の処分まで依頼できる
- 日頃から法要など依頼をしているお寺であれば頼みやすい
【先祖代々のお墓があるお寺に依頼するデメリット】
- 自分で仏壇を運ばなければならない
- すぐに対応してもらえるとは限らない
- お布施にいくら支払えば良いのか分かりにくい
先祖代々のお墓があるお寺に相談する手順
- 菩提寺に電話または直接訪問して、仏壇の処分を相談する
- 処分に必要な費用を確認し、日程の調整を行う
- 仏壇のなかにある仏具や位牌を整理し、搬出する
- 閉眼供養を行う
- 仏壇を処分してもらう
相談する際は、仏壇のサイズや素材などの詳細を伝えましょう。
2.仏壇店に処分を依頼する
仏壇店によっては販売だけでなく、処分も引き受けているところがあります。仏壇を購入した販売店が分かれば、ぜひ問い合わせてみましょう。
【仏壇店に処分を依頼するメリット】
- 引き取りから閉眼供養、処分まで一括して任せられる
- 仏壇の構造や適切な処分方法など、専門知識が豊富
【仏壇店に処分を依頼するデメリット】
- 仏壇のサイズや移動距離によって費用が異なる
- 新しい仏壇の購入を条件とする場合がある
仏壇店に処分を依頼する手順
- 仏壇店を選び、電話やメールで問い合わせる
- 処分費用の見積もりを依頼する
- 日程を調整する
- 仏壇内の遺品や供物を取り出しておく
- 仏壇を引き取ってもらう
具体的な料金体系や追加費用が発生するのかなど、納得したうえで依頼するようにしましょう。
3.自治体で粗大ゴミとして処分する
閉眼供養を終えた仏壇は、ただの箱という扱いになるので、粗大ゴミとして処分することが可能です。
【自治体の粗大ゴミで処分するメリット】
- 処分費用が安く済ませられる
【自治体の粗大ごみで処分するデメリット】
- 場所や時間に制約がある
- 近所の目に触れるため気を遣う
自治体別 仏壇の処分費用
自治体 | 仏壇の処分費用 |
---|---|
東京都北区 |
|
神奈川県川崎市 |
|
愛知県名古屋市 |
|
大阪府大阪市 |
|
福岡県福岡市 |
|
自治体によって、ルールに細やかな違いがあるので、申込みの際に確認しましょう。
自治体で粗大ゴミとして処分する手順
- 自治体に粗大ゴミ回収を申し込む
- コンビニなどで粗大ゴミ処理券(シール)を購入する
- 仏壇に粗大ごみ処理券を貼り付ける
- 収集日の指定時間内に出す
解体する場合は、紐で縛るなどひとまとめにしておきましょう。
4.遺品整理業者に引き取ってもらう
仏壇の処分は、遺品整理業者に引き取ってもらう方法もあります。遺品整理の専門技術と技術をもつスペシャリストなので、適切な処分にしてもらえるのはポイントです。
【遺品整理業者に引き取ってもらうメリット】
- 仏壇の運搬から回収、閉眼供養、処分まで一括で依頼できる
- 自分のスケジュールに合わせて作業日程を調整できる
- 仏壇の処分を早く終わらせられる
【遺品整理業者に引き取ってもらうデメリット】
- 自分で処分するよりも費用が高くなりやすい
- 悪徳業者へ依頼するとトラブルに発展する危険性がある
メリットとデメリットを見て分かるように、遺品整理業者は費用がかかる分、サービスが手厚いといえます。仏壇の処分だけでなく、遺品整理に関する困りごとがあれば、遺品整理業者を選ぶと良いでしょう。
遺品整理業者に依頼する手順
- 遺品整理業者に電話で問い合わせて、見積もりを依頼する
- 見積もりに納得がいけば、回収日を決定する
- 作業当日、仏壇の確認と回収をおこなう
- 作業完了後に、見積もりに基づいた料金支払う
仏壇の回収に関して、見積もり料金のほかに、追加料金やキャンセル料の発生する条件を確認しましょう。
遺品整理の相談所では、当社がおすすめする優良な業者が加盟しており、予算にあった業者をご提案します。お困りの際は、ぜひお問い合わせください。
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仏壇を無料で処分する方法|メリット・デメリット一覧
できるだけ費用を抑えて仏壇を処分したいと考える場合は、売却や譲渡する方法を検討しましょう。
これらの処分方法について、メリットとデメリットを一覧にまとめました。
依頼先 | メリット | デメリット |
---|---|---|
買取業者・リサイクルショップ |
|
|
インターネットオークション |
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|
掲示板サイト |
|
|
仏壇の状態として、閉眼供養済み、使用年数、使用感の有無などを明確にしておくことが大切です。
1.買取業者・リサイクルショップを利用する
仏壇を無料で処分する方法には、買取業者・リサイクルショップを利用する方法があります。業者が仏壇を査定し、価値があると判断された場合、買取り金額が支払われる仕組みです。
【買取業者・リサイクルショップを利用するメリット】
- 収入を得られる可能性がある
- すぐに現金化できる
- 査定の理由をその場で確認できる
【買取業者・リサイクルショップを利用するデメリット】
- 買取りが難しい場合がある
- 査定額が低い、もしくは値がつかない場合がある
仏壇の買取りを行っている業者として、以下の5社があります。
業者によって、閉眼供養までは対応していない場合があるので、必要に応じて事前に済ませておきましょう。
買取業者・リサイクルショップを利用する手順
- 仏壇を店舗にを持ち込む
- 査定がおこなわれる(店内で待機する)
- 査定金額に納得できれば、買取成立
- 本人確認書類を提出する
- その場で、現金を受け取る
買取りの場合は、古物営業法に従って本人確認がおこなわれます。本人確認ができる書類として運転免許証、パスポートなどのいずれかひとつを用意しましょう。詳しくは、各店舗で確認してください。
2.インターネットオークションに出品する
買取業者やリサイクルショップを利用する以外に、インターネットオークションに出品して売却する方法もあります。美術品や伝統工芸品としての価値がある仏壇は、インターネットオークションを利用してみてはいかがでしょうか。
【インターネットオークションに出品するメリット】
- 時間や場所を問わず取引ができる
- 思いもよらぬ金額で売れる場合がある
【買取業者・リサイクルショップを利用するデメリット】
- 商品の写真撮影や紹介文を作成する手間がかかる
- 想定より安い金額で落札されるリスクがある
- 送料が高額になる可能性がある
仏壇の状態やサイズを考慮して、インターネットオークションの利用を判断しましょう。
国内で人気のオークションサイトは、以下の通りです。
複数のサイトに出品すると、仏壇の購入率が高まります。出品するだけなら手数料が無料になる場合がほとんどです。同時に出品することで、コストをかけずに多くの人に閲覧してもらうことができるでしょう。
インターネットオークションに出品する手順
- オークションサイトに出品者情報を登録する
- 仏壇の写真を撮り、アップロードする
- 商品情報や価格、配送方法を設定する
- 出品ボタンを押す
- 購入者が決定したら、決済完了後に梱包して発送する
- 商品代金を運営者から受け取る
トラブルを避けるためにも、オークションサイトの利用規約を守りましょう。
3.掲示板サイトを使って譲り先を探す
仏壇を無料で処分するには、掲示板サイトを使って譲り先を探す方法があります。掲示板サイトを通じて知り合った人に仏壇を譲渡する方法で、ジモティーが有名です。
【掲示板サイトを使って譲り先を探すメリット】
- 地元や近くにいる人に譲渡できる
- 予定が合えば、最短で即日受け渡しが可能
- 配送すれば顔を会わさずに取引できる
【掲示板サイトを使って譲り先を探すデメリット】
- メッセージのやりとりが発生する
- 仏壇の引渡し方法を個人間で決める必要がある
仏壇を掲示板サイトに投稿した後は、様々な人の目に触れることになります。個人間の取引とはいえ、安易に個人情報を後悔しないよう気を付けましょう。
掲示板サイトで譲り先を探す手順
- 掲示板サイトに会員登録する
- 投稿フォームに冷蔵庫に関する内容を入力して掲載する
- 問合せがきたら、受け渡しと支払い方法を相談する
- 取引完了後、冷蔵庫を取りに来てもらう
受け渡し場所と時間に注意しましょう。家族や友人と一緒に受け渡し場所に行くと安心です。
仏壇を処分する際に気をつけるポイント
仏壇を処分する方法を解説しましたが、その際に注意点もあります。判断を間違えるとトラブルになりやすいので、以下の5つのポイントを確認しておきましょう。
1.事前に家族や親族に相談しておく
仏壇は、家族だけでなく親戚も手を合わせてお参りする場所です。それだけに、家族や親族には仏壇を処分しなければならない事情を伝え、相談しておきましょう。
親族のなかには、仏壇の引き取りを希望する人がいるかもしれません。
事前に家族や親族と話し合い、了承を得ておくと安心です。
2.宗教・宗派に合わせて処分する
仏壇は宗教や宗派によって処分方法に違いがあるため、それらに即して処分することが大切です。多くの場合に閉眼供養を行いますが、別の儀式を執り行ったり専門店で処分する宗教も存在します。
宗教 | 仏壇の処分方法 |
---|---|
浄土真宗 | 仏壇に魂が宿るという考えがないため、閉眼供養ではなく、遷座法要(せんざほうよう)を行う |
創価学会 | 創価学会の仏壇専門店に依頼する ただし、尊敬の対象となるご本尊は創価学会に要相談 |
参照:浄土真宗の仏壇の処分方法│真宗興正派慧光山善照寺 御本尊│創価学会
家の宗派が分からない場合は、自分より年長の親族に相談したり本尊を確認したりして、特定しましょう。
3.仏壇に納められているものを確認する
仏壇を処分する際には、まず仏壇に納められているものを丁寧に確認しましょう。仏壇には位牌、遺影、仏像、経典などが納められていることが多く、これらは大切に取り扱わなければなりません。
位牌や仏像は、僧侶による読経などを通じて供養し、焚き上げを行うことで適切に処分します。焚き上げとは、使わなくなった仏具を焼いて天に帰す儀式で、感謝の気持ちを込めて行われます。
また、隠れた引き出しが付いている仏壇が多いため、家系図など家宝や預金通帳や印鑑がしまってある場合があります。仏壇に納められているものを確認し、間違って処分しないようにしましょう。
4.必要に応じて運搬方法を検討しておく
仏壇は一般的に大きくて重いため、自力で運ぶのが困難な場合は運搬方法を検討しておきましょう。特に高齢者や一人暮らしの場合は、適切な運搬手段の確保が必須です。仏壇など大型家具の運搬に慣れた専門業者を利用することで、安全に運ぶことができます。
また、仏壇を傷つけないように梱包し、運搬中の事故や損傷を防ぐ対策も必要です。さらに、運搬業者に依頼する際には、仏壇のサイズや重さ、搬出経路などを事前に確認し、見積もりを取ると良いでしょう。
適切な運搬方法を検討し、確保することで、仏壇の処分をスムーズに進められます。
5.仏壇は処分するからといって雑に扱わない
処分するからといって、仏壇を雑に扱うのは避けましょう。仏壇は、先祖や信仰を象徴する神聖な存在であり、家族の歴史や思い出が詰まっています。そのため、できる限りホコリを払い落とし、きれいにしてください。
金箔や金具の部分はデリケートなので損傷しないよう注意が必要です。売却や譲渡を視野に入れている場合は、手袋をして汗や皮脂、指紋がつかない工夫も大切になります。最後まで丁寧に扱って、感謝の気持ちをもってお別れしましょう。
遺品整理による仏壇処分の事例を紹介
実際の事例として、当サイトの姉妹サイトである「不用品回収相談所」を通じて、島根県松江市のK様が遺品整理で仏壇をどう処分したかを紹介します。
仏壇の処分と遺品整理の内容
依頼者のK様は、ご両親が住まわれていた空き家の遺品整理にお困りでした。空き家に様々な物があると火災の原因になるため、早急に処分したいものの、遺品整理が完了しない状況です。
- 自分で、分別や衣類の処分をおこなった
- 仏壇のほかに、一軒分の処分となると遺品の量があまりにも多い
一人で遺品整理を行うのは難しいと判断し、専門業者への依頼を検討されたのです。
遺品整理のポイント
依頼者のK様が、遺品整理を業者に任せるポイントは以下の通りです。
- ホームページで遺品整理に関する情報が明示されている
- 早急に回収・処分してもらえる
空き家に未整理の遺品が大量に残っていると、火災のリスクがあります。古い材木や家具、紙類が多い場合、火が付くと急速に燃え広がる可能性があるからです。遺品整理は心理的な負担が大きいものですが、早めに取り組むことで心の整理も進みます。
時間が経つにつれて手を付けにくくなるため、遺品整理業者へ依頼するのが良いでしょう。
仏壇処分の事例詳細はこちら
当サイトの姉妹サイトである「不用品回収相談所」を通じて、空き家整理に伴う遺品整理サービスの問い合わせが入った当日に現地の下見を行い、見積もりを提示いたしました。見積もりに納得いただいたところで、遺品整理の段取りを行います。当日は作業員3名、作業時間は5時間程度で遺品整理を完了しました。
参照:【松江市 K様】空き家整理に伴う遺品整理の回収事例(姉妹サイト「不用品回収相談所」より)
出入り口には段差があり、スペースも限られていましたので、接触やつまづきなどに気を付けました。
作業内容は、以下の通りです。
主な回収品目 | テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、ガスコンロ、ラジカセ、電子レンジ、トースター、木製ベッド、マットレス、2人掛けソファ、衣装ケース、三段ボックス、タンス、食器棚、電動工具、エアーコンプレッサー、仏壇、下駄箱、カーペット、折りたたみベッド、椅子、机など |
---|---|
エリア | 島根県松江市 |
作業時間 | 5時間 |
作業金額 | 88,000円(税込) |
今回は、空き家整理に伴う遺品整理サービスのご依頼を紹介しました。遺品整理の前後で同じアングルで撮影した写真を比べると、整然と片付いているのがお分かりいただけるでしょう。
空き家の整理を業者に任せるときは、自分でできることを先に済ませておき、それ以外は無理せず、遺品整理の相談所にご依頼ください。遺品整理から仏壇の供養や処分まで一括で承ります。遺品整理や仏壇の処分でお悩みがある場合は、お気軽にお問合せください。
遺品整理の相談所では、当社がおすすめする優良な業者が加盟しており、予算にあった業者をご提案します。お困りの際は、ぜひお問い合わせください。
仏壇の遺品整理に関するよくある質問
ここでは、仏壇の遺品整理に関するよくある質問に回答します。
Q.仏壇を処分するにはどのように進めたらよいですか?
A.仏壇の処分には不安や申し訳なさといった気持ちを少しでも和らげるために、適切な手順で進めることが大切です。
仏壇を処分する流れは、以下の通りです。
- 菩提寺など信頼できるお寺に相談する
- 閉眼供養もしくは法要を施す
- 仏壇を処分する
- 仏壇の処分後も心のなかで個人を供養する
Q.仏壇に納められている仏具の処分はどうすればよいでしょうか?
A.仏具の処分は、自治体の分別ルールに従って処分しましょう。
仏具には金属製、木製、真鍮製など様々な素材があります。まずは、素材ごとに燃えるまたは燃えない、資源になるかといった、分別をした後に家庭ゴミとして処分すれば問題ありません。
自分で仏具を処分するのが気になる場合は、仏壇の処分と同時に仏壇店や遺品整理業者に依頼するのもおすすめです。ただし、仏像や掛け軸、位牌は礼拝対象(魂が入っている仏具)となるので、菩提寺に依頼して閉眼供養を施し、焚き上げを行うのが一般的です。
Q.遺品整理はどのような業者に依頼したらよいですか?
A.遺品整理の業者を選ぶ際には、費用だけで判断しないようにしましょう。
費用が安いことを謳っている業者のなかには、見積もりが高い場合があります。さらに、作業当日になって追加費用が発生したというケースもよく聞かれるので、費用以外にも着目してください。
- サービス内容:知りたい情報が用意されている
- 明確な料金体系:プラン料金のほか、見積もりが無料など明確に提示されている
- 様々なタイプの実績:柔軟に対応できる知識とノウハウをもっている可能性が高い
- 遺品整理に必要な許可:一般廃棄物収集運搬許可を得ている
- 遺品整理士の資格:遺品に関する知識や整理方法を身につけていると判断できる
- 損害賠償保険への加入:保険に加入いればトラブルの安心ポイントになる
- 「お客様の声」が掲載されている:お客様と良好な関係を築いているといえる
まとめ:仏壇の処分は遺品整理業者に任せるのがおすすめ!
仏壇は神や祖先を祀るための重要な財産であり、処分の際には閉眼供養を行うと安心です。仏壇の処分方法には、菩提寺や仏壇店への依頼、自治体の粗大ゴミ回収、遺品整理業者による引き取りなどがあります。買取業者やリサイクルショップなど無料で処分する方法も検討しましょう。
仏壇の処分は専門知識が必要なため、実績のある遺品整理業者に任せるのがおすすめです。遺品整理の相談所では、実績豊富な業者が加盟しており、業界トップクラスの安価な料金でサービスを提供しています。お困りの際は、ぜひお問い合わせください。
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