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遺品整理とハウスクリーニングの違いは|必要性・依頼のコツまで紹介

遺品整理とハウスクリーニングの違いは|必要性・依頼のコツまで紹介
著者 坂本 貴志

「ハウスクリーニング業者に遺品整理を頼めるの?」

「遺品整理業者はにハウスクリーニングをしてくれるの?」

「遺品整理とハウスクリーニング、どちらも頼みたい時はどうするの?」

このようなお悩みを抱えていませんか?

遺品整理とハウスクリーニングは、似ている部分もあるので混合してしまうことがあります。

そこで、本記事では、遺品整理業者とハウスクリーニング業者の違いを解説し、どちらが必要なのかを選ぶのに役立てていただくことを目指します。

「これから遺品整理・掃除のための業者を探したい」という方におすすめですので、ぜひご覧ください。

この記事を読んで分かること


  • 遺品整理とハウスクリーニングの違い
  • 遺品整理後の掃除の必要性
  • 遺品整理業者・ハウスクリーニング業者の選び方

なお、今すぐ安全で信頼性の高い遺品整理の業者に依頼したい方は「遺品整理の相談所」がおすすめです。

遺品整理の相談所は、お客様のニーズに合わせ遺品整理に必要な業者をご紹介するサービスです。

加盟している業者は遺品整理の相談所がおすすめできる優良業者ばかりなので、安心してご利用いただけます。

お見積もりは無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

遺品整理業者とハウスクリーニング業者の違い

遺品整理とハウスクリーニングは別物なので、それぞれの特徴を紹介していきます。

  • 遺品整理業者のメリット・デメリット
  • ハウスクリーニング業者のメリット・デメリット

ここでは、どちらがおすすめなのか見ていきましょう。

遺品整理業者のメリット・デメリット

メリット デメリット
  • 遺品の整理・分別・買取が可能
  • 遺品を供養できる
  • 貴重品の捜索・相続についての相談も可能
  • 作業後は基本的に簡易清掃
  • 本格的なハウスクリーニングはオプション料金が必要

遺品整理業者は家の中にあるものを全て遺品として扱い、整理整頓してくれます。不要となった遺品を回収・買取することも可能です。

作業後に掃除はしますが、簡易的な作業なので、家具やゴミが腐敗して家にしみついたシミや、介護による排泄物の汚れには対応しきれないことがあります。「自分でできるレベルの掃除を代わりにやってくれる」と思っておきましょう。

別途料金を払うとハウスクリーニング業者と同じような清掃をしてくれる業者と、遺品整理だけしかできない業者があるので、「簡単な清掃では落とせない汚れがある」場合は、オプションでハウスクリーニングが可能かどうかをチェックしておくことが大切です。

ハウスクリーニング業者のメリット・デメリット

メリット デメリット
  • 水回り・エアコン内部なども清掃してくれる
  • カビ・サビを落としてくれる
  • 体液など特殊な汚れにも対応できる
  • 遺品整理はできない
  • リフォームはできない

ハウスクリーニング業者は家の中を清掃する業者であり、遺品の整理整頓・買取・処分はできません。

しかし、遺品整理業者と違い、壁や床のシミ、長年のタバコによる悪臭など通常の清掃では落とせない汚れや臭いがあっても、専用の薬剤でキレイにしてくれます。

介護やペットによる汚れも落とすことが可能です。

「自分達で遺品整理をできるけれど、カビや汚れ、悪臭が目立つのでプロに掃除してほしい」といった場合には、ハウスクリーニング業者の方が適切と言えるでしょう。

解体やリフォームはできないので、薬剤で落としきれない悪臭・シミがある場合は特殊清掃業者への依頼が必要になります。

遺品整理後にハウスクリーニングは必要?

遺品整理業者は作業後に簡易清掃をしてくれますが、場合によっては下記の2つの別個依頼が必要です。

  • ハウスクリーニングが必要な事例
  • 特殊清掃が必要な事例

ここでは、遺品整理の後に追加で清掃が必要な状況について紹介していきます。

ハウスクリーニングが必要な事例

ハウスクリーニングが必要な事例

ハウスクリーニングが必要になるのは「遺品整理後にその家を使い続ける」場合です。

カビ、サビ、油汚れ、落としづらい部分のホコリなど、通常の使い方でつく汚れや臭いをしっかりと落としてくれます。

この時、遺品整理とは別の業者に頼むよりは「ハウスクリーニングをオプションサービスとして用意している・提携している」業者に依頼するのがおすすめです。

自分達で遺品整理を終わらせていたとしても、ハウスクリーニング専門の業者ですと、遺品の回収・買取・供養に対応できません。

同じ業者にすべての作業を任せられる方が、費用と時間を削減できるので、これからも人が住む予定であればハウスクリーニングができる遺品整理業者を探しておきましょう。

特殊清掃が必要な事例

特殊清掃が必要になるのは「孤独死・ペットによる損傷」など通常の使い方ではつかない汚れや臭いがある場合です。

ゴミ屋敷に住んでいた方が亡くなり、大量に害虫が発生しているようなケースは通常のハウスクリーニングではなく、特殊清掃に該当します。

この時注意したいのは、孤独死の現場や生活スペースがないレベルのゴミ屋敷には、感染症対策をせずに入ってはいけないということ。遺品を取り出すのも危険です。

体液やペットの汚れ、害虫の被害があるお部屋にはネズミやゴキブリ、ハエ、ダニが発生している可能性が高く、遺品を外に運び出す前に消臭・消毒が必要なので、特殊清掃業者への依頼が必須になります。

特殊清掃業者の中には、一緒に遺品整理を行ってくれる業者もあるので、「遺品整理 特殊清掃 お住まいの地域名」といったキーワードを検索エンジンに入力して探してみましょう。

遺品整理・ハウスクリーニング業者の選び方

遺品整理・ハウスクリーニング業者の選び方遺品整理業者やハウスクリーニング業者を選ぶ時は上記画像の3点を意識していきましょう。

ここでは、遺品整理や清掃のための業者を選ぶコツを見ていきます。

必要な業者を決定する

遺品整理のための業者は、まず「どんな作業を頼みたいのか」で選んでいきます。

遺品整理業者
  • 遺品を整理整頓・不用品と分別してほしい
  • 不用品の買取・処分も頼みたい
ハウスクリーニング業者
  • 遺品を自分で整理整頓して処分できる
  • 今後も人が住む予定がある
特殊清掃業者
  • 孤独死の現場だった
  • ペットによる損傷・糞尿被害がある
  • 害虫が発生するレベルのゴミ屋敷だった

自分で遺品整理を終わらせられる方以外は、基本的に遺品整理業者がおすすめ。

「簡易清掃より丁寧に掃除してほしい」といった場合は、ハウスクリーニングをオプションとして追加できる遺品整理業者を選びましょう。

特殊清掃が必要なのは、異臭や家具・壁・床の腐敗、害虫の発生が起きている場合です。

「家財が多いけれど、ゴミは放置されていない」といったタイプのゴミ屋敷ならば、遺品整理業者でも対応できます。

企業HPを確認する

依頼したい業者が決まったら、企業HPを確認していきます。

まず、最低限会社住所・代表者氏名が掲載されていない場合は、実在しない可能性があるので止めておきましょう。

作業に必要な資格を持っているかのチェックも大切です。

【遺品整理・買取で必要になる資格】

許可名 内容
一般廃棄物収集運搬許可証 可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみ、粗大ごみを回収するのに必要
一般貨物自動車運送事業許可 トラックで品物を運ぶために必要
古物商許可証 遺品の買取のために必要

ハウスクリーニングや遺品整理で出たゴミを一般廃棄物収集運搬許可証と一般貨物自動車運送事業許可がない状態で回収・処分をしている業者は不法投棄を行っている違法業者です。

ゴミの回収をこの許可を得ている業者に委託している場合は、問題ありません。

遺品の買取を考えているのであれば、古物商許可を持つ業者を選びます。

一般財団法人・遺品整理士認定協会が認定する「遺品査定士」や「遺品整理士」がいる場合、遺品の買取や取り扱いに関する講座を受けたスタッフがいるのでおすすめです。

遺品整理だけでなく、リフォームや解体が必要な場合は解体工事登録の有無を確認します。

これらの資格や許可を確認した後は、依頼したい内容に近い実績があるかどうかをチェックして、見積もりを頼む業者をいくつか選んでいきましょう。

相見積もりの内容を比較する

遺品整理やハウスクリーニング業者を選ぶ際、3~5社に相見積もりを頼むことが大切。

遺品を整理したり、整理した後の清掃は現場を見ないと判断できない部分が多いので、無料で現地見積もりしてくれる業者をおすすめします。

相見積もりの内容を比較する

遺品整理の場合は、遺品の買取価格・処分価格について記載されているかどうかの確認も大切です。

なお、遺品整理やハウスクリーニングの費用は、お部屋の間取りと必要な作業の種類・量で決まります。合計金額だけを記載している業者は契約後に「現場で追加の作業が発生した」と言って不当な高額請求を行うことがあるので、止めておきましょう。

料金だけではなく、作業内容の確認も大切です。

良心的な業者ならば相見積もり中だと伝えれば、契約を急がせません。作業内容に関する質問を嫌がったり、契約を急がせるのは悪質業者の特徴なので、納得できるまで問い合わせることで見分けていきましょう。

ハウスクリーニングより遺品整理業者が向いていた体験談

ここでは、遺品整理後のハウスクリーニングが必要なのかどうかをイメージしていただくため、当サイトの姉妹サイトである「不用品回収相談所」での島根県雲南市S様の遺品整理の事例を紹介していきます。

遺品整理の内容

遺品整理の内容

島根県雲南市、S様の事例を見てみましょう。

S様には不用品回収相談所の公式ホームページを見たことをキッカケに、電話でお問い合わせいただきました。

S様は、以下の理由でお困りでした。

  • 親族の方が亡くなり空き家になった
  • 2階建ての母屋と倉庫の片付けを頼みたい
  • 故人が生活したままの状態で残っていたものをすべて処分する必要がある

不用品回収相談所は、S様の問い合わせをいただいた当日、下見のために現地へ赴き、見積もりを提示しました。S様に納得していただけたため、作業をさせていただくことになりました。

当日の作業内容は次の通りです。

作業人数 3名
作業時間 5時間
依頼内容 空き家整理に伴う遺品整理
回収品目 衣類・布団・座布団・ベッド・衣装ケース・ストーブ・本・ビデオデッキ・炬燵・鏡台・冷風機・調理器具・食器・台所用品・釣り道具・浮き輪・ポリタンク・クーラーボックス・木製ダンス・靴棚・座卓・テーブル・食器棚・ボート(小舟)・ブイ・ブロック・冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコン・廃タイヤなど

上記の事例は、ご希望の日程で遺品整理作業を行うことができ、S様のお悩みを解決することができました。

参考:【雲南市 S様】空き家整理に伴う遺品整理の回収事例 (姉妹サイト「不用品回収相談所」)

遺品整理のポイント

この事例から学べる遺品整理のポイントは以下のとおりです。

項目 不用品回収相談所の対応
業者の信頼性 遺品整理の実績の掲載と必要な許可の取得で、安心・信頼を提供できました。
迅速・適切な見積もり 問い合わせ当日に現地で見積もりを作成し、S様が納得できる見積もりを提示できました。
効率的な作業 3名の作業員で5時間という適切な人員と時間配分で作業を完了できました。

遺品整理を依頼する際は、これらの点を満たす業者を選ぶのが大切になります。

なお、遺品整理やハウスクリーニングについて以下のようなお悩みを抱えている場合、ぜひ、遺品整理の相談所にご相談ください。

  • どこから遺品整理を着手すればいいかわからない
  • どんな作業が必要なのか分からない
  • 予算はいくらくらいになるか知りたい
  • まずは相談からしたい

遺品整理の相談所では、当社がおすすめする優良な業者が加盟しており、予算にあった業者をご提案します。お困りの際は、ぜひお問い合わせください。

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遺品整理のハウスクリーニングに関するよくある質問

遺品整理やハウスクリーニングに関しては、下記の3つの質問がよくあります。

  • Q.遺品整理とハウスクリーニングのどちらがお得?
  • Q.遺品整理の後に自分でハウスクリーニングは可能?
  • Q.遺品整理業者はどの程度のハウスクリーニングをしてくれる?

ここでは、その回答を紹介していきます。

Q.遺品整理とハウスクリーニングのどちらがお得?

遺品整理とハウスクリーニングはまったく別の作業なので「どちらかがお得」と比べることはできません。

遺品の整理・回収・買取が目的ならば遺品整理業者、遺品を自分達で整理して不用品も処分した後であればハウスクリーニング業者への依頼が適切です。

孤独死の現場やペットによる爪跡・糞尿被害があるお宅は、特殊清掃でないと対応できない可能性もあります。

Q.遺品整理の後に自分でハウスクリーニングは可能?

油汚れやサビ、カビを落とすだけならご自分でも充分に可能です。キッチンのレンジフード・グリル・シンク・換気扇など自分では手の届かない場所だけ依頼すると言った方法もあります。

このほか、業者に頼むと下記のようなメリットがあります。ここに該当する場合はご自分でのハウスクリーニングが難しいかもしれません。

【ハウスクリーニング・特殊清掃に依頼するメリット】

  • エアコン・風呂釜の取り外しが可能
  • タバコやペットの糞尿などの悪臭の除去が可能
  • 長期間の介護や孤独死でついた体液・悪臭への対応が可能

遺品整理の後、自分達でできる部分だけハウスクリーニングを行った後、専門家を呼ぶという方法もおすすめです。

Q.遺品整理業者はどの程度のハウスクリーニングをしてくれる?

遺品整理業者は、作業後に簡易清掃をしてくれます。通常の暮らし方をしていたお部屋ならば簡易清掃でキレイに片付きます。

ただし、消臭やシミついた汚れへの対処はハウスクリーニングの文やになります。他の人に貸す予定、住む予定があるのであれば、ハウスクリーニングを追加オプションで頼んだ方がいいでしょう。

まとめ:遺品整理後とハウスクリーニングは別の作業

<h2>まとめ:遺品整理後とハウスクリーニングは別の作業

遺品整理の後に他の方が住み続ける場合や、自分では掃除しきれない汚れがあるなら、ハウスクリーニングを頼むのがおすすめ。ただし、ハウスクリーニング業者は遺品整理をできないので「遺品が多くて、自分達で整理できない」という時はハウスクリーニングをオプションとして用意している遺品整理業者に依頼しましょう。

遺品整理の相談所では、当社がおすすめする優良な業者が加盟し、業界トップクラスの安価な料金でサービスを提供しています。お困りの際は、ぜひお問い合わせください。

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著者情報

坂本貴志

坂本 貴志

遺品整理の相談所 代表

遺品整理の相談所の代表を務め、廃棄物業界に15年従事しており、遺品整理、生前整理、ゴミ屋敷片付けなどの各種サービスのエキスパート。姉妹サイトでは、一般廃棄物収集運搬業の許可業者のみを紹介する不用品回収のマッチングサイト「不用品回収相談所」を全国展開し、 業界の健全化をビジョンに掲げて事業を運営している。豊富な経験により、個人でも一般廃棄物実務管理者、遺品整理士などの専門資格も取得しており、業界団体の講師や廃棄物業者へのコンサルティングなども務めている。

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