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着物の遺品整理はどうする?注意点や処分方法に合わせて片付けの事例を解説

着物の遺品整理はどうする?注意点や処分方法に合わせて片付けの事例を解説
著者 坂本 貴志

遺品整理をしていると、タンスに入った着物の扱いに悩む人も多いでしょう。着物を着る機会がなく、お手入れの面からレンタルを利用する人も少なくありません。遺品として引き継ぐか、何らかの方法で処分するかを決めるのは難しいものです。

一見して価値が分かりづらい着物は、自分ひとりの判断で遺品整理を進める場合に、後悔やトラブルにつながりやすくなります。着物の遺品整理では、どのような点に注意するとよいのでしょうか。

この記事では、着物の遺品整理を開始する際のポイントや具体的な処分方法を解説します。また、着物の片付け事例も紹介するので、最後まで読むことで自分に合う処分方法が見つかりますよ。

この記事を読んで分かること


  • 着物の遺品整理を開始する際に注意するポイント
  • 遺品の着物を処分する方法
  • 遺品の着物を整理した事例
  • 遺品の着物の処分手順

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着物の遺品整理を開始する際に注意するポイント4つ

着物の遺品整理を開始する際に注意するポイント4つ

着物の遺品整理を始める際には、いくつかの注意点を押さえておくことが大切です。価値ある着物を個人の判断で処分してしまい、思わぬトラブルに発展する場合も少なくありません。事前に注意点を把握することで、着物の価値を損ねることなく、トラブルも回避できるでしょう。

ここでは、着物の遺品整理を開始する際に注意するポイントを4つ解説します。

1.遺言書やエンディングノートで処分方法を確認する

着物にこだわりがある人の場合、遺言書やエンディングノートで処分方法を指定されている可能性があるので、きちんと確認するようにしましょう。

家族や親族以外にも、趣味の仲間や親しくしている呉服店に譲る約束を生前に交わしていることもあります。着物を安易に処分してしまうと、トラブルになりやすいので注意してください。

なお、自筆で作成した遺言書が見つかった場合には開封をせず、家庭裁判所で検認手続きを行わなければなりません。

検認とは、家庭裁判所において遺言書の形式などを確認し、第三者による手が加わらないようにする公的な手続きです。

遺言書やエンディングノートを確認し、故人の意思を尊重して処分を行いましょう。

2.着物の種類と格式を把握する

着物を遺品整理する際、祖母や母親から譲り受けた着物がどのようなシーンで着るものか、あるいは価値があるものなのか見当がつかない人もいるでしょう。遺品整理の際には、着物の種類と格式を把握しておくことが大切です。

着物の主な種類と着用シーンを一覧にしました。

着物の種類 着用シーン
黒留袖 既婚女性の礼装 結婚式などフォーマルな場所
色留袖 既婚・未婚問わず着る礼装 結婚式などフォーマルな場所
振袖 未婚女性の礼装 成人式や結婚式など
訪問着 既婚・未婚問わず着る社交着 各種お祝いの席、お茶席など
喪服 黒無地は礼装 通夜や葬儀、告別式、法要など
付け下げ 訪問着の略式となる社交着 各種お祝いの席
木綿・ウールの着物 普段着 カジュアルな場所

着物は種類によって、それぞれの用途が異なります。売却を視野に入れた場合、価格に大きく関係してくるのが、着物の格を示す紋や模様です。

着物は、紋は数が多いほど格が上がります。

  • 五つ紋:留袖や黒喪服、色無地の背中心と両外袖、両胸に付いている
  • 三つ紋:色留袖や色無地の背中心と両外袖に付いている
  • 一つ紋:色無地や訪問着などの背中心に一つ付いている

格の高い柄として代表的なものは以下の通りです。

  • 正倉院文様:唐草や鳳凰、孔雀など、留袖や訪問着に見られる模様
  • 有職文様:花菱や七宝など公家階級の装束に用いられた伝統的な模様
  • 吉祥文様:宝船や松竹梅、福寿草などのおめでたい模様

参照:家庭画報特選 決定版 きものに強くなる|世界文化社 / 格と季節がひと目でわかるーきものの文様|世界文化社

3.着物のブランドとともに証明書・証紙の有無を確認する

着物の遺品整理では、着物のブランドとともに証明書・証紙の有無を確認しましょう。これらが付いている着物は価値が高い可能性があるためです。

着物のブランドは、次の3つに分類できます。

着物のブランド 詳細
人間国宝の作家が手掛けた着物
  • 染物作家による友禅染め:京友禅、加賀友禅など
  • 染物作家による型染め:江戸小紋など
  • 織物作家による紬や上布(麻)など
伝統工芸品に指定されている着物
  • 名古屋友禅、京小紋、琉球びんがた、博多織など
老舗呉服店で作られた着物
  • 友禅染め「千總(ちそう)」
  • 江戸染浴衣「竺仙(ちくせん)」
  • 浴衣・木綿の染め物「三勝」

着物のなかには、その価値を表す証明書や証紙といった登録商標が付いています。

  • 伝統的な技法で作られた着物
  • 伝統工芸士に認定された人によって作られた着物
  • 高級呉服店が販売する着物

遺品の着物に、証明書や証紙が付いているかもしれません。もし、見つけたら大切に保管しておきましょう。

参照:家庭画報特選 決定版 きものに強くなる|世界文化社

4.着物の保存状態をくまなくチェックする

着物の遺品整理では、その保存状態が廃棄の判断基準となるので、くまなくチェックしましょう。長年タンスに保管されたままの着物は、カビや虫食いが発生していることが珍しくありません。たとえクリーニング済みでも、広げてみると茶色いシミができている着物も多くあります。

着物が以下の3つに当てはまる場合は、廃棄を考えるのが良さそうです。

  1. 茶色いシミやカビが目立つ
  2. カビや防虫剤の臭いが強い
  3. 虫食いや擦り切れなど傷みがひどい

ただし、シミや虫食いが目立たない大きさだったり、着用して隠れる箇所であったりする場合は、売却など他の処分方法を検討しましょう。

遺品の着物を処分する方法7つ

遺品の着物を処分する方法7つ

遺品の着物から、どうしても手元に残すもの以外は、何らかの形で処分しなければなりません。ここでは、遺品の着物を処分する方法を紹介します。着物の量や保存状態を考慮して、自分に合った処分方法を選びましょう。

1.リメイクして再利用する

着物として着る機会はないけれど、形見の着物を手放すのは心苦しいと感じる人も多いでしょう。そういった場合におすすめなのが、リメイクして再利用する方法です。着物のリメイクとは、その布地にアレンジを加えて作り直すことを指します。

メリット デメリット
  • 形を変えて手元に残せる
  • 自分らしさを表現できる
  • 技術がないと作るのは難しい

初めてのリメイクは、型紙を使うと便利です。細かい柄の小紋や色無地であれば、柄合わせに気を遣う必要がないので作りやすいかもしれません。すぐにリメイクしないときは、着物をほどいて布にしておくのもよいでしょう。

また、着物のリメイク専門業者に依頼する方法もあります。着物をリメイクしたいけれど自分で作るのは難しいときは相談してみましょう。

着物をリメイクして再利用する手順

 

  1. 気に入った柄や素材感の着物を選ぶ
  2. 着物をほどいて洗い、陰干しをする
  3. 使える部分をリメイクする

古い着物は、生地全体が弱っている場合があります。左右に引っ張ってみて、裂けないかチェックしましょう。

2.着物を欲しい人に譲る

身近に着物を欲しい友人、知人がいれば、形見分けとして譲るのもひとつの方法です。振袖や訪問着などのフォーマルな着物は、冠婚葬祭に重宝するでしょう。

メリット デメリット
  • 相手が分かっているので安心
  • 着物に合わせて草履やバッグも譲ることができる
  • 譲る相手と着物のサイズが合わない場合がある
  • 必ずしも譲る相手が見つかるとは限らない

ただし、シミや汚れのない状態の良い着物に限られます。また、家紋が入っている着物は、他の家庭では着用できない可能性があるので、無理に押し付けないよう注意しましょう。

着物を欲しい人に譲る手順

  1. 周りの友人や知人に声をかけて探す
  2. 興味がある人に、着物の種類や色などの詳細を知らせる
  3. 受け取り方法を決める
  4. 着物を受け渡す

あらかじめ写真を撮影して、着物のサイズや色、柄などを確認してもらいましょう。

3.着物のシェアリングサービスを利用する

遺品の着物を処分するには抵抗があるものの、家で保管するのは大変な場合は、シェアリングサービスを利用する方法があります。着物のシェアリングサービスとは、利用者が着物を預けることで他の人がレンタルできる仕組みです。

メリット デメリット
  • 着物を保管する必要がない
  • 着物を管理する手間が省ける
  • 着る機会があるときは戻して使える
  • レンタル料金がもらえる場合がある
  • 着物を他の人と共有するため、傷んだり汚れたりする可能性がある
  • 預けられる着物の数に制限がある場合がある

例えば、株式会社クラフトマンシップが提供するKIMONO CLOSETでは、預かった着物を管理しながら、所有者の了承を得たものはレンタルも実施するサービスを行っています。

  • 20点まで月額2,200円(税込)
  • 21点以上の場合は、1点につき月額110円(税込)が加算
  • 料金には、年3回の虫干しが含まれる
  • 着用の際には預かり品の中から必要に応じて配送

サービス内容や利用料金は、シェアリングサービスを扱う会社によって異なるので、ホームページで確認してください。

着物のシェアリングサービスを利用する手順

  1. シェアリングサービスに会員登録をする
  2. 着物を梱包し、発送する
  3. 利用料金を支払う

着物の発送方法やかかる費用については、会社ごとのルールを確認しましょう。

着物専門店に買取りを依頼する

遺品のうち状態の良い着物や、価値がある着物は専門店に買取りを依頼する方法があります。帯や和装小物も同時に買い取ってくれることが多く、着物とセットでの処分が可能です。

メリット デメリット
  • 幅広い種類の着物を対象としている
  • 知識や経験豊富な鑑定士による査定が受けられる
  • 依頼方法に店頭・宅配・出張がある
  • 状態によって買取りができない着物がある
  • 無償での引取になる場合がある
ただし、着物の買取業者なかには、依頼していない貴金属をしつこく買い取ろうとするところがあるので注意が必要です。

そのため、公式ホームページで会社情報を確認しましょう。

参照:特定商取引法ガイド|消費者庁

店頭買取の手順

  1. 店舗に着物を持ち込む
  2. その場で査定をしてもらう
  3. 査定額を受け取る

宅配買取の手順

  1. 買取店に宅配買取を申し込む
  2. 着物を梱包して発送する
  3. 査定が行われ、結果がメールで通知される
  4. 査定額が指定の銀行口座に振り込まれる

出張買取の手順

  1. 買取店に出張買取を申し込む
  2. 日程の調整後にスタッフが自宅へ訪問する
  3. 査定をしてもらう
  4. 査定額を受け取る

買取店では、古物営業法に従って本人確認がおこなわれます。身分が確認できる書類として運転免許証、パスポートなどのいずれかひとつを用意しましょう。詳しくは、問い合わせる際に確認してください。

5.NPO団体に寄付する

遺品の着物は、NPO団体への寄付ができます。NPOとは、様々な社会貢献活動で発生した収益の分配を目的としない団体の総称です。着物の寄付を受け付けている団体であれば、着物の種類やブランドを問わず、羽織や帯、草履、下駄などの小物も送ることができます。

メリット デメリット
  • 寄付によって使われない着物が有効活用される
  • 着物を必要としている人の手助けになる
  • 遺品を手放す心苦しさを軽減できる
  • 発送料の負担がある

着物の寄付ができるNPO団体には、NPO法人グッドライフが運営しているセカンドライフがあります。セカンドライフは2010年から活動を始め、不用品の寄付を受け付け、国内外で再利用を進めている団体です。

  • 毎年、数10トン以上の着物が届いている
  • その一部は関連団体を通して着物を必要とする施設へ提供されている
  • 着物を寄付することで、発展途上国の子供たちへのワクチン募金(寄付品1箱につき2件のポリオワクチン)になる

寄付先を検討する際には、着物の寄付がどのように役立つのかをチェックしましょう。

着物をNPO団体に寄付する手順

  1. 着物を募っている寄付団体を選ぶ
  2. 問合せフォームや電話で資料請求し、必要な書類を受け取る
  3. 申し込みをする
  4. メールに記載された住所へ着物を発送する

認定NPO法人や公益社団法人であれば、寄付金控除を受けられます。希望する場合は、申し込みの際に領収書を発行してもらいましょう。

6.ゴミとして廃棄する

ここまでの処分方法を検討しても、活用の道が見つからない着物はゴミとして廃棄します。もし、着物に気持ちが残るようであれば、塩で清めてから捨てましょう。

メリット デメリット
  • 着物に汚れがあっても捨てられる
  • 無料で処分できる
  • 回収場所まで運ぶ必要がある
  • 回収日が決まっている

着物は、可燃ゴミや古布に分類されるため、家庭ゴミとして捨てることが可能です。ただし、自治体によっては捨て方に違いがあるため、事前にホームページでゴミの分類を確認しておきましょう。

自治体 着物の処分方法
きれいな着物 汚れのある着物
東京都練馬区 指定された区立施設へ搬入 可燃ゴミ
愛知県名古屋市 リサイクルステーションへ搬入または可燃ゴミ
大阪府大阪市 コミュニティ回収 可燃ゴミ
福岡県福岡市 可燃ゴミ

7.遺品整理業者に引き取りを依頼する

着物のほかにも整理すべき遺品がある場合は、遺品整理業者への依頼がおすすめです。遺品の仕分けから不用品の処分まで一括で行ってくれるため、自分でするよりもスムーズに済ませられます。

メリット デメリット
  • 遺品整理が時短できる
  • 人手や体力に不安があっても安心
  • 遠方に住んでいても対応可能
  • 遺品の買取りを依頼できる業者がある
  • 処分費用がかかる
  • 悪徳業者の場合、トラブルが発生する可能性がある

遺品整理にかかる費用は、物の量や部屋の広さなどで変動するため、現地調査で見積もりを依頼しましょう。そうすることで、追加料金のトラブルを防止できます。

遺品整理業者に引き取りを依頼する手順

  1. 遺品整理業者に電話で問い合わせて、具体的なサービス内容や料金を確認する
  2. 現地調査を依頼して、見積もりをとる
  3. 見積もりに納得したら、作業日時を調整する
  4. 作業完了後に、見積もりに基づいた料金を支払う

見積もりに作業内容や料金が明記されているか確認し、不明点があれば質問してクリアにしておきましょう。

遺品の着物を整理した事例を紹介

実際の事例として、当サイトの姉妹サイトである「不用品回収相談所」にて、鳥取県米子市在住のⅠ様が遺品整理で着物をどう処分したかを紹介します。

  • 遺品整理の内容
  • 遺品整理を任せるポイント
  • 遺品の着物を整理できる相談所

遺品整理の内容

依頼者のⅠ様は、亡くなられたお父様の遺品整理にお困りでした。一人暮らしだったので、家電や着物タンスといった大型家具が揃っており、衣類などこまごまとした物を含めて、アパートの退去期限までに遺品整理が完了しない状況です。

  • 遺品の量が多く、整理に時間がかかる
  • アパートの退去期限が迫っており、時間的な余裕がない

家族で遺品整理を行うのは難しいと判断し、専門業者への依頼を検討されたのです。

遺品整理を任せるポイント

依頼者のⅠ様が、遺品整理を業者に任せるポイントは以下の通りです。

  • ホームページで遺品整理に関する情報が明示されている
  • 手ごろな料金
  • スタッフの対応が丁寧
  • 早急に回収・処分してもらえる

ホームページの情報がしっかりしていても、申込みの際は電話で直接依頼することをおすすめします。実際は、遺族に寄り添って対応してくれない業者も存在するためです。スタッフの対応を確かめてから、遺品整理を任せるとよいでしょう。

遺品整理で着物の処分を実施した例

当サイトの姉妹サイト「不用品回収相談所」では、問い合わせの連絡が入った当日に現地の下見を行い、見積もりを提示いたしました。見積もりに納得いただいたところで、遺品整理の段取りを行います。当日は作業員4名、4時間程度で遺品整理を完了しました。

遺品整理で着物の処分を実施した例

参照:【米子市 I様】一人暮らしのアパート退去に伴う遺品整理の回収事例(姉妹サイト「不用品回収相談所」より)

不用品と必要なものが混在した状況でしたが、下見の段階だけでなく、当日にも再確認しながら回収しました。

作業内容は、以下の通りです。

主な回収品目 冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、オーブントースター、炊飯器、ポット、ヒーター、扇風機、エアコン、照明、着物タンス、洋服タンス、食器、テーブル、椅子、ベッド、マットレス、靴箱、布団、衣類、食器、調理器具、人形ケース、仏壇、カーテン、絨毯など
エリア 島根県米子市
作業時間 4時間
作業金額 120,000円(税込)

今回は、一人暮らしのアパート退去に伴う遺品整理サービスのご依頼を紹介しました。遺品整理の前後で同じアングルで撮影した写真を比べると、スッキリ片付いているのがお分かりいただけるでしょう。

家族でなかなか遺品整理が進まない場合でも、数時間で片付けが終了することも珍しくありません。着物のほかに大量の遺品がある、多忙のため遺品整理をするのは難しい場合は、お気軽にご連絡ください。

遺品整理の相談所では、当社がおすすめする優良な業者が加盟しており、予算にあった業者をご提案します。お困りの際は、ぜひお問い合わせください。

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着物の遺品整理に関するよくある質問

ここでは、着物の遺品整理に関するよくある質問に回答します。

Q.遺品の着物を売ると税金がかかりますか?

A.遺品のなかで高価な着物を売却して収入を得ることによって、課税対象となります。

高価な着物をそのまま使うのであれば相続税の支払いだけになりますが、売却すると譲渡所得の対象となり税金を払わなければなりません。

ただし、国税庁によると課税対象となる譲渡所得は税法上、「1個または1組の価額が30万円超のもの」としています。そのため、着物が30万円以下で売れた場合は課税対象外となり、税金が免除されます。

Q.着物の遺品整理はどのような手順でおこないますか?

A.着物の遺品整理は、以下の手順で行います。

着物の遺品整理の手順
初めての遺品整理は、着物の量によって異なりますが、手間と時間がかかるものです。ゆっくり時間の取れる時に、取り組むようにしましょう。

Q.着物の遺品整理を業者に依頼するメリットはどのようなものがありますか?

A.着物の遺品整理を業者に依頼するメリットは、主に3つです。

1.時間と労力の節約につながる

着物の整理は手間のかかる作業です。遺品整理を業者に依頼することで、時間と労力を大幅に節約できます。業者が効率的に作業を進めてくれるため、相続に関する手続きなど他の重要なことに時間を使えるでしょう。

2.感情的な負担を軽減できる

故人との思い出が詰まった着物は、なかなか整理が進まない人も少なくありません。第三者であるプロに依頼することで、冷静に整理が進められます。

3.適切に処分してくれる

遺品の着物は、汚れや傷みから捨てるしかないものもあれば、換金性の高いものまで様々です。遺品整理業者であれば、廃棄だけでなく、必要に応じて買取りといった方法を提示してくれる場合があります。

これらのメリットにより、着物の遺品整理を専門業者に依頼することが有益であるといえるでしょう。

まとめ:遺品整理の着物はご自身に合った方法で処分しよう

まとめ:遺品整理の着物はご自身に合った方法で処分しよう

着物の遺品整理を行う場合、安易に処分してしまうと、トラブルが起こる場合があります。そのため、事前に遺言書やエンディングノートで故人の意向を確認しましょう。また、着物の種類と格式、ブランド、証明書の有無、保存状態を把握することも大切です。

遺品の着物を処分する方法は、リメイクや譲渡、シェアリングサービスの利用などがあるので、ご自身に合った方法で処分しましょう。

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著者情報

坂本貴志

坂本 貴志

遺品整理の相談所 代表

遺品整理の相談所の代表を務め、廃棄物業界に15年従事しており、遺品整理、生前整理、ゴミ屋敷片付けなどの各種サービスのエキスパート。姉妹サイトでは、一般廃棄物収集運搬業の許可業者のみを紹介する不用品回収のマッチングサイト「不用品回収相談所」を全国展開し、 業界の健全化をビジョンに掲げて事業を運営している。豊富な経験により、個人でも一般廃棄物実務管理者、遺品整理士などの専門資格も取得しており、業界団体の講師や廃棄物業者へのコンサルティングなども務めている。

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