目次

  1. 実家片付け・遺品整理業者探しなら「遺品整理の相談所」
  2. 孤独死した人の遺品整理はどうする?対応から費用までを解説

孤独死した人の遺品整理はどうする?対応から費用までを解説

孤独死した人の遺品整理はどうする?対応から費用までを解説
著者 坂本 貴志

もし親族が孤独死してしまった場合、その部屋の片付けや遺品整理はどのように対処すれば良いのでしょうか。

この記事では、孤独死における遺品整理の具体的な手順を解説します。まず、遺品整理の流れや注意点を理解することで、対応がスムーズになるでしょう。さらに、相続に関する手続きも詳しく説明し、孤独死した人の遺品がどのように処理されるかについても触れます。

遺品整理にかかる費用の目安や業者の選び方も解説するので、この記事を読むことで、安心して適切な対応ができるようになるでしょう。孤独死の遺品整理に関する疑問や問題を解決し、少しでも心の負担を軽減するための手助けとしてください。

この記事を読んで分かること


  • 孤独死した人の相続にあたって必要な手続き
  • 身寄りのない人が孤独死した場合の遺品の扱い
  • 孤独死した場合における遺品整理の流れ
  • 孤独死した場合の遺品整理で注意するポイント
  • 孤独死の遺品整理にかかる費用の目安
  • 孤独死した場合の遺品整理業者を選ぶ基準

また、今すぐ安全で信頼性の高い遺品整理の業者に依頼したい方は「遺品整理の相談所」がおすすめです。

遺品整理の相談所は、お客様のニーズに最適な専門業者をご紹介するサービスです。

お見積もりは無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください

目次

孤独死した人の遺品整理はどうする?相続人が行うのか

孤独死した人の遺品整理は、誰が行うべきか悩む人も多いでしょう。多くの場合、故人に最も近しい親族が遺品整理を行うことが一般的とされており、法律上では故人の相続人に片付け義務が発生します。故人の死後、遺品の所有権が相続人に引き継がれるためです。

  • 遺言で相続人を指定している場合、その指定された相続人が遺品整理を行う
  • 遺言がない場合は、法定相続人が片付け義務を負う

なお、相続人になる順序は以下のように法律で定められています。

順位 相続人
必ず相続人になる 配偶者
第1順位 直系卑属:子供(子供が死亡しているときは孫、ひ孫)
第2順位 直系尊属:両親(両親が死亡しているときは祖父母)
第3順位
兄弟姉妹(兄弟姉妹が死亡しているときは甥、姪)

上記のことから、親族が孤独死した場合は、故人の配偶者や子供、兄弟姉妹などが遺品整理を行います。相続放棄をしない限り、遺品整理は義務となり拒否できない点に注意してください。

参照:No.4132 相続人の範囲と法定相続分|国税庁

孤独死した人の相続にあたって確認しておきたい手続き

孤独死した人の相続にあたって確認しておきたい手続き

孤独死した人の相続人になった場合でも、基本的な相続手続きは通常と変わりません。しかし、孤独死のケースでは、突然の相続手続きで準備ができていないことが多く、故人の遺産状況が全く分からない状態なので、手続きが滞りやすくなります。

また、孤独死の連絡を受けた相続人が相続放棄を検討している場合は、その期限に注意しなければなりません。

孤独死した人の相続にあたって、確認しておきたい手続きは以下の3つです。

孤独死した人の相続人を確定する

孤独死した人の相続手続きにおいて、まず行うべきは相続人の確定です。先に紹介した相続人になる順序に基づいて、図に書き出してみると良いでしょう。そうすれば、孤独死した人の相続人の状況が分かってきます。

そのうえで、故人の住所や本籍地から戸籍謄本や住民票の収集を行い、相続人を確定させます。

  • 住所しか分からない場合は、住民票取得の際に「本籍地の記載」を申請する
  • 本籍地しか分からない場合は、「戸籍の附票」を合わせて取得する

相続人を確定させるには、故人の出生から死亡に至るまで連続した戸籍謄本が必要です。相続人に該当する人の現時点での戸籍謄本までをたどっていきます。

財産を調査する

孤独死した人の相続にあたって、財産の調査も大切な手続きです。財産を全て洗い出し、総額を把握しましょう。

財産にはプラスの財産とマイナスの財産があります。

プラスの財産とは、相続人にとって利益となるものです。

  • 不動産
  • 現金・預貯金
  • 株式・債券などの有価証券
  • 自動車
  • 貴金属
  • 絵画・骨董品

マイナスの財産とは、相続人が引き継ぐべき負債を指します。

  • ローンやクレジットの残債などの借入金
  • 土地建物の賃貸料や公共料金、税金などの未払い金
  • 連帯保証人になっている債務

プラスの財産とマイナスの財産をしっかりと区別し、それぞれの項目を具体的にリストアップします。これにより、相続手続きが円滑に進められるでしょう。

財産調査の手段

財産調査の主な手段は、以下の通りです。

  • 取り引きのある金融機関や証券会社で死亡時の残高を確認する
  • 借入先を特定し、信用情報機関に情報開示請求を行う
  • 法務局に登記事項証明書を申請し、持ち分や抵当権を確認する
  • 電気やガス会社・水道局に連絡する

手間と時間がかかりますが、正確な財産を把握しましょう。

相続放棄をする場合は期限に注意

相続放棄を検討する場合、孤独死した人の死亡を知った日から3か月以内に家庭裁判所に申し立てを行う必要があります。この3か月の期間は「熟慮期間」と呼ばれ、遺産の内容を確認し、相続するか否かを決めるための時間です。

しかし、財産調査に時間をかけすぎると、この期限を過ぎてしまうリスクがあります。

期限を過ぎると自動的に相続を承認したとみなされ、負債も含む全ての遺産を引き継ぐことになるので注意が必要です。

対策として、死亡を知った時点で速やかに専門家、例えば弁護士や司法書士に相談することをおすすめします。遺産調査や期限管理に精通しており、適切なアドバイスとサポートを得られるでしょう。

さらに、相続放棄をするかどうかの判断を迅速に行うため、重要な書類や情報を整理し、早期に家庭裁判所への申し立てを行う準備を進めることが大切です。

身寄りのない人が孤独死した場合の遺品はどうなる?

身寄りのない人が孤独死した場合、その遺品はどのように処分されるのでしょうか。この場合、遺族がいないため特別な手続きが必要です。

ここでは、身寄りのない人が孤独死した場合の遺品について、以下の観点で解説します。

  • 相続財産清算人が遺品の処分を行う
  • 残った遺品などの財産は国庫に入る

相続財産清算人の役割、遺品の最終的な行方を確認していきましょう。

相続財産清算人が遺品の処分を行う

孤独死した人に身寄りがない場合は、相続財産清算人が遺品を管理し、適切に処分を行います。相続財産清算人の主な役割は、故人の相続財産を調査や管理を行い、借金や請求に対応することです。

相続財産清算人の選任は家庭裁判所への申立てによって行われます。

相続財産清算人選任の流れ

  1. 申立書や故人の戸籍謄本、相続財産を証明する書類を準備する
  2. 家庭裁判所へ相続財産清算人選任の申立てを申請する
  3. 家庭裁判所において、申立ての審判が行われる
  4. 相続財産清算人が選任された旨の通知が届く

通常、相続財産清算人には法律の専門知識が必要となるため、弁護士や司法書士が選任されます。

参照:相続財産清算人の選任|裁判所

残った遺品などの財産は国庫に入る

民法によると、身寄りがなく相続人が不在の場合、遺品などの財産は最終的に国庫に入ります。

(残余財産の国庫への帰属)

前条の規定により処分されなかった相続財産は、国庫に帰属する。この場合においては、第九百五十六条第二項の規定を準用する。

引用元:民法959条

相続財産清算人の選任以後に、財産が国庫に入るまでの流れは以下の通りです。

  1. 相続財産清算人が、申し出があれば相続財産から債務を弁済する
  2. 特別縁故者に財産を分与する
  3. 残った遺産がある場合は、国庫に入る。

特別縁故者とは、故人と一緒に暮らしていた同居人や被相続人の療養看護に努めた人を指します(民法958条)。

孤独死した場合における遺品整理の流れ

孤独死した場合における遺品整理の流れ

孤独死が発生すると、遺品整理は通常の作業とは異なり、専門的な対応が必要です。特殊清掃や遺品の仕分けなど、専門業者への依頼が不可欠といえます。

孤独死した場合における遺品整理の流れは、以下の通りです。

1.特殊清掃と遺品整理を業者に問い合わせる

孤独死が発生した場合、まず警察の手続きが終了して入室許可が出たら、速やかに特殊清掃と遺品整理の業者に問い合わせます。遺体の腐敗が進むと悪臭や衛生問題が生じるため、迅速な対応が必要です。

専門業者は現場の状況に応じて適切な清掃と整理を行い、感染リスクや臭気の問題を解決します。孤独死現場での作業は特殊な技術と装備が必要となるため、専門業者への問い合わせましょう。

2.業者に現地調査のうえ見積もりを出してもらう

孤独死が発生した際、特殊清掃と遺品整理を専門業者に依頼するため、まず現地調査を行います。業者に現地調査を依頼し、詳細な見積もりを出してもらうことがポイントです。

見積もりは複数の業者に依頼し、比較することでおおよその費用相場が把握でき、極端に高いまたは安い業者には注意が必要です。また、遠方に住んでいるなど現地調査に立ち会えない場合は、その対応について業者と相談しておくと良いでしょう。

3.室内の特殊清掃を行う

業者から提示された見積もりに問題がなければ契約成立となり、スケジュール通りに特殊清掃が行われます。

特殊清掃では、主に以下の作業が行われます。

  • 遺体があった場所の消毒と除菌
  • 体液や血液の痕跡を除去
  • 臭気の除去
  • 害虫の駆除
  • 室内の消毒

特殊清掃にかかる時間は、遺体の状態のほか、汚染の範囲や程度、臭気の強さといった現場の状況によって大きく変わります。また、場合によっては壁や床の修復が必要になることもあります。

4.遺品整理業者による遺品の仕分けから処分が行われる

孤独死の現場では、特殊清掃が終了した後、遺品整理業者が遺品の仕分けから回収、処分を行います。

孤独死のケースでは、悪臭や体液の付着により、多くの遺品が損傷して残せない場合もあることを理解しておきましょう。その際、遺品整理業者は遺品を適切に分類し、処分方法を決定します。

また、遺品の買取りに対応している業者であれば、換金可能な品物を買い取ってもらい、その資金を特殊清掃や遺品整理の費用に充てることも可能です。

5.手元に残した遺品を再利用もしくは形見分けする

遺品整理が終わった後、手元に残した遺品の再利用や、親しい人への形見分けをします。遺品の再利用や形見分けは、故人の思い出を大切にする方法です。この際、遺品を消毒し、衛生面に十分注意を払わなければなりません。

形見分けする場合は、受け取る人に遺品が孤独死した部屋にあったものであることを事前に伝え、了承を得てから渡しましょう。これにより、安心して形見分けを受け入れることができます。

孤独死した場合の遺品整理で注意するポイント3つ

孤独死した場合の遺品整理で注意するポイント3つ

孤独死の場合、遺品整理を行う際にはいくつか注意すべき点があります。事前にこれらのポイントを意識することで、トラブルを防止できるでしょう。

孤独死した場合の遺品整理で注意するポイントは、以下の3つです。

1.特殊清掃前の室内に立ち入らない

孤独死が発生した場合、特殊清掃前の室内に立ち入ってはいけません。室内には悪臭や体液などが残っているため、感染症のリスクが高まります。それだけでなく、生々しい孤独死の現場を見ると、心理的にも大きなショックを受ける可能性があるのです。

専門の清掃業者に任せることで、安全かつ確実に処理できます。業者の許可が出てから、室内に入るようにしましょう。

2.室内の窓を開けない

孤独死のあった室内では、業者の許可なく室内の窓を開けないよう注意してください。遺体があった室内は腐敗臭が強く、換気のために窓を開けてしまうと、その臭いが近隣に広がってしまうためです。苦情が寄せられる事態になりかねません。

そのため、業者の許可を得てから窓を開けるようにしましょう。適切な手順を踏むことで、周囲への影響を最小限に抑えることができます。

3.手袋やマスクを準備する

孤独死した室内にある家財には、体液やウィルスが付着している場合があります。これらは健康に重大なリスクをもたらす可能性があるため、適切な防護が必要です。そのため、遺品整理を行う際には手袋やマスクを複数準備しましょう。

手袋は直接触れることで感染するリスクを軽減し、マスクは呼吸を通じてウィルスが体内に侵入するのを防ぎます。これにより、自身の健康を守りながら安全に作業を進めることができます。

孤独死の遺品整理にかかる費用の目安

孤独死の遺品整理にかかる費用は、特殊清掃費用が加わります。それぞれの費用の目安を確認しましょう。

一般社団法人日本少額短期保険協会の「第7回孤独死現状レポート」によると、孤独死発生に伴う損害額は以下の通りです。

  • 残置物処理費用の平均損害額…235,839円
  • 原状回復費用の平均損害額…381,111円

残置物処理費用と原状回復費用を合わせると、特殊清掃には平均して約61万円を超える費用がかかることが分かります。

一方で、遺品整理にかかる費用は、総務省の調査によれば約30万円です。ただし、遺品整理にかかる費用は間取りや遺品の量、さらに地域によって変動します。

孤独死の遺品整理にかかる費用は、約91万円を目安として参考にしてください。

参照:遺品整理のサービスをめぐる現状に関する調査結果報告書|総務省

孤独死した場合に依頼する遺品整理業者を選ぶ基準

孤独死した室内の遺品整理は、非常にデリケートで複雑な作業です。この過程では、故人のプライバシーや家族の感情に深く配慮しなければなりません。そのため、適切な業者を選ぶことが極めて重要になるため、業者選びにおける基準を押さえておきましょう。

孤独死した場合の遺品整理業者を選ぶ基準は、以下の5つです。

  1. 特殊清掃の専門業者である
  2. 特殊清掃と遺品整理の実績が十分にある
  3. 遺品整理士が在籍している
  4. 料金体系が明瞭である
  5. 作業内容を丁寧に説明してくれる

1.特殊清掃の専門業者である

孤独死した場合の遺品整理業者を選ぶ際には、特殊清掃の専門業者であることがポイントです。

特殊清掃には高い専門性が求められ、経験が不十分な業者に依頼すると、消臭や消毒が不十分な状態になる場合があります。これにより、健康リスクや物件の価値低下が発生する可能性が否めません。

したがって、確かな技術と豊富な経験を持つ特殊清掃の専門業者に依頼することが、安心と安全を確保するために非常に重要です。

2.特殊清掃と遺品整理の実績が十分にある

孤独死した場合の遺品整理業者を選ぶ基準として、特殊清掃と遺品整理の両方に実績が十分にあるかにも着目しましょう。

特殊清掃は遺体の腐敗や体液、血液の除去、消臭などを専門的に行う作業であり、適切な処理方法を熟知しています。また、遺品整理では遺族の心情に配慮して遺品を整理、仕分け、処分を行うため、両方の実績を確認する必要があるのです。

業者の公式ホームページで、どのような実績があるのか確認してください。信頼性の高い業者を選ぶことで、安心して任せられます。

3.遺品整理士が在籍している

孤独死した場合の遺品整理業者を選ぶ基準として、遺品整理士が在籍しているかも確認しましょう。

遺品整理士は、一般社団法人遺品整理士認定協会が認定する資格で、遺品整理の取り扱い手順や法規制などの専門知識を身につけています。この資格は、遺品整理の業務を適正に行うための基準を満たしていることを証明するものです。

資格保持者が在籍している業者は、信頼性が高く、適切な対応が期待できます。

4.料金体系が明瞭である

初めて孤独死した人の遺品整理を依頼する際には、費用面を心配する人は多いでしょう。料金体系が明瞭である業者を選ぶことが重要なポイントです。

優良な業者は、誰が見ても分かりやすい料金体系を明示しています。具体的には、公式ホームページに作業ごとの費用が詳細に記載されているかを確認しましょう。

すでに紹介した通り、孤独死の場合において遺品整理にかかる費用は約91万円です。そのため、どの項目にいくらの費用がかかるのかを明確に示している業者を選ぶと安心です。見積もりをしっかりチェックし、不明瞭な部分がないか確認することが大切になります。

5.作業内容を丁寧に説明してくれる

孤独死した場合の遺品整理業者を選ぶ基準として、作業内容を丁寧に説明してくれることも挙げられます。作業内容や流れを詳しく説明してもらうことで、安心感が得られ、不明点や不安の解消につながるからです。

また、料金や時間の見積もりも明確に示されるため、予算管理がしやすくなります。信頼できる業者は、透明性を持って対応し、依頼者の気持ちに寄り添ったサービスを提供してくれます。実際のやりとりを通じて、安心して任せられると感じる業者を選びましょう。

遺品整理について以下のようなお悩みを抱えている場合、ぜひ、遺品整理の相談所にご相談ください。

  • どこから遺品整理を着手すればいいかわからない
  • 予算はいくらくらいになるか知りたい
  • 実家が遠方で手がつけられない
  • まずは相談からしたい

遺品整理の相談所では、当社がおすすめする優良な業者が加盟しており、予算にあった業者をご提案します。お困りの際は、ぜひお問い合わせください。

遺品整理、生前整理、空き家整理、
ゴミ屋敷の片付け、特殊清掃なら

遺品整理の相談所


業者選びにお困りの方には、あなたの気持ちに寄り添った
スタッフが無料で相談・サポートいたします

孤独死の遺品整理に関するよくある質問

ここでは、孤独死の遺品整理に関するよくある質問に回答します。

Q.孤独死の場合に遺品整理を始めるタイミングはいつが適切ですか?

A.一般的には、警察と医師の確認が完了し、死亡届が発行された後が適切です。

相続する財産が不明な場合は、早期に遺品整理を始めることで財産を把握できます。しかし、相続放棄を検討している場合は、相続財産の調査を終えてから遺品整理を行うべきです。

ご近所からクレームがある場合は、すでに腐敗臭が室外に流れ出していることから早急に対応が求められます。業者選びは慎重に行い、依頼者の事情にアドバイスをしてくれる業者を選びましょう。

Q.孤独死の遺品整理にかかる費用は誰が払いますか?

A.孤独死の遺品整理にかかる費用を誰が負担するかは、持ち家と賃貸物件の場合で異なります。

  • 持ち家の場合:孤独死した人の相続人
  • 賃貸物件の場合連帯保証人。連帯保証人がいない場合は保証会社

相続人が家庭裁判所に相続放棄を申立てた場合、遺品整理の費用を支払う義務はありません。ただし、法的手続きを行わずに孤独死した人の財産から費用を出してしまうと、相続放棄ができなくなる可能性があるため注意が必要です。

Q.孤独死した人の遺品整理には特殊清掃が必要でしょうか?

A.孤独死した人の遺品整理には、特殊清掃が必要になるケースがほとんどです。

亡くなってから時間が経過している場合、遺体は腐敗し、体液が染み出してしまいます。腐敗によって発生する悪臭は、一般的な掃除では取り除くことができません。専用の洗剤と道具を使用しなければならず、遺体周辺だけでなく、室内全体や遺品すべてに腐敗臭が染みついてしまうこともあります。

さらに、感染症のリスクも考慮しなければなりません。孤独死した人が感染症にかかっていた場合や、腐敗で発生した害虫によってウイルスや病原菌が室内に蔓延している可能性があります。市販のマスクや一般的な防護具ではこのリスクを十分に防げないため、専門の特殊清掃業者に任せることが安全で確実です。

まとめ:孤独死した人の遺品整理は業者に依頼しましょう

まとめ:孤独死した人の遺品整理は業者に依頼しましょう

孤独死した人の遺品整理は、相続手続きや特殊清掃も必要です。業者に依頼すれば、片付けに関する専門知識と経験をもつスタッフが、現地調査から特殊清掃、遺品の仕分けや処分まで一括で対応可能です。

孤独死した人の遺品整理は、ぜひ専門業者に依頼しましょう。

遺品整理の相談所では、実績豊富な業者が加盟し、業界トップクラスの安価な料金でサービスを提供しています。お困りの際は、ぜひお問い合わせください。

遺品整理、生前整理、空き家整理、
ゴミ屋敷の片付け、特殊清掃なら

遺品整理の相談所


業者選びにお困りの方には、あなたの気持ちに寄り添った
スタッフが無料で相談・サポートいたします

著者情報

坂本貴志

坂本 貴志

遺品整理の相談所 代表

遺品整理の相談所の代表を務め、廃棄物業界に15年従事しており、遺品整理、生前整理、ゴミ屋敷片付けなどの各種サービスのエキスパート。姉妹サイトでは、一般廃棄物収集運搬業の許可業者のみを紹介する不用品回収のマッチングサイト「不用品回収相談所」を全国展開し、 業界の健全化をビジョンに掲げて事業を運営している。豊富な経験により、個人でも一般廃棄物実務管理者、遺品整理士などの専門資格も取得しており、業界団体の講師や廃棄物業者へのコンサルティングなども務めている。

記事一覧へ

お見積もり・業者選びの
ご相談無料受付中!

まずはお気軽に
お問い合わせください

はじめての遺品整理でも安心した優良業者がきっと見つかる!
遺品整理、生前整理、空き家整理、ゴミ屋敷の片付け、特殊清掃ならまるっとお任せください。

お客様の画像
専任スタッフの画像

専任スタッフが、
あなたの状況に合う
オススメ業者(最大3社)を
ご紹介します!
無料の相見積り・業者選びの
無料相談
なら
”遺品整理の相談所”

はじめての遺品整理でも安心した優良業者がきっと見つかる!
遺品整理、生前整理、空き家整理、ゴミ屋敷の片付け、特殊清掃ならまるっとお任せください。