親の遺品整理というと、子供や同居家族だけが行うイメージはありませんか?
しかし、実際は子供以外にも相続権がある人全員で協力しながら行うものです。
本記事では、下記のポイントを中心に、親の遺品整理に役立つ方法を紹介しています。
この記事を読んで分かること
- 親の遺品整理は誰がやるべき?
- 親の遺品整理はいつから始める?
- 親の遺品整理にはどんな準備が必要?
- 親の遺品整理を業者に頼む基準・業者の選び方は?
親の遺品整理の進め方やトラブルを避ける方法など解説しているので「どうやって親の遺品整理を始めるのか分からない」とお悩みの方はぜひご覧ください。
また、今すぐ安全で信頼性の高い遺品整理の業者に依頼したい方は「遺品整理の相談所」がおすすめです。
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親の遺品整理はなぜ大変?誰がやるの?
親の遺品整理には「子供や同居家族がやれば十分」というイメージがあるかもしれません。
しかし、相続トラブルを防ぐためには、遺言状の有無を確認して指定相続人がいないか調べる必要があります。
【相続法定相続人・指定相続人とは】
法定相続人 | 法律で定められた相続権を持つ人のことで、配偶者・子・両親・兄弟姉妹・孫などの血縁のある人たちが該当します。 相続放棄しない限り、遺産の分配や相続手続きを行う権利と義務があります。 |
---|---|
指定相続人 | 故人が遺言書で特定の人物を相続人として指名した人のことで、血縁も血縁以外も選ばれる可能性があります。 遺言状の内容に沿って遺品整理に参加することが求められます。 |
*もし相続人全員が相続放棄した場合、家庭裁判所の選定する相続財産清算人(相続財産管理人)が遺品整理を行います。
参照:国税局「No.4132 相続人の範囲と法定相続分」
「モメるほどの財産はないし、一人で作業を進めた方が楽なのでは?」と思うかもしれませんが、一人での遺品整理は精神的・肉体的な負担が大きくなります。遺品の取り扱いに関するトラブルにも発展しやすいので、止めましょう。
【親の遺品整理のトラブル事例】
- 思い出の品や高価な遺品を一人占めする人がいた
- 遺品の一人占め・破損・紛失を疑われた
- ペットや処分が難しい遺品の押し付け合いになった
- 遺品整理の作業の負担の偏りで不満が出た
- 遺品整理にかかる費用分担の偏りで不満が出た
このように、親の遺品整理はトラブルになりやすく、精神的・体力的・金銭的に大変な作業なので、一人でやろうとしてはいけません。
相続人同士で作業・費用を分担するのはもちろん、重たい家具の移動や貴重品の捜索など、業者に任せるべき作業は任せていくことが大切です。
親の遺品整理はいつからはじめる?
親の遺品整理を始めるタイミングは、主に下記の4点です。
遺品整理を始めやすいタイミング | おすすめする理由 |
---|---|
葬儀の後(故人の死亡から7日前後) | 親族が集まりやすい |
社会保険・公共料金の解約の後(故人の死亡から14日以内の手続き後) | 急ぎの手続きの後なので落ち着いて整理できる |
四十九日法要の後(故人の死亡から49日目に行う法要の前後) | 親族が集まりやすい |
相続税の申告前(被相続人が故人の死亡を知ったの翌日から10ヵ月以内) | 遺品整理に時間をかけられる |
ここでは、遺品整理をはじめるのにおすすめなタイミングについて紹介していきます。
葬儀の後に始める
葬儀の後に始めると、故人が亡くなってから約1週間後に始めることになります。
相続人や親族が集まったタイミングで始めることができるので「親が親族から離れて遠方に住んでいた」といったケースに合っています。
しかし、葬儀のすぐ後はつらい気持ちが残りやすいだけでなく、やることが多いもの。無理はせず、遺品整理のスケジュールや残したい遺品の種類などを話し合うのがおすすめです。
社会保険・公共料金の解約手続きの後に始める
故人が亡くなり死亡届を出しても、社会保険の給付や公共料金の支払いは止まりません。各自停止の手続きが必要になります。
【社会保障の一例】
健康保険・厚生年金保険被保険者 | 故人の死亡から5日以内 |
---|---|
国民健康保険 | 故人の死亡から14日以内 |
これらの手続きが遅れると返納の手続きが大変なので、優先的に進めましょう。その後にゆっくりと遺品整理を始める方も多くいらっしゃいます。
「重要書類は14日以内に探して、思い出の品などはゆっくりと整理する」といったやり方もおすすめです。
四十九日法要のタイミングで始める
四十九日法要の次の日は、葬儀同様に親族が集まりやすく、葬儀と違い忙しさにひと段落ついているので、遺品整理を始める方が多いタイミング。集まった親族で分担して遺品整理を行いましょう。
このタイミングに思い出の品やまだ着れる洋服、アクセサリーなどの整理を行うと、形見分けがスムーズになります。
「四十九日法要の後に貴重品や形見分けの品を整理し、重たい家具・家電や買取を考えている品の整理は遺品整理業者に任せる」という方法もおすすめです。
相続税の申告前に始める
遺品整理のタイミングは決まっていませんが、少なくとも10か月以内に不動産に関わる書類や経済的に価値のあるものは把握しておきましょう。
相続税の対象になるものは10か月以内の申告・納税が必要であるためです。これを過ぎると重加算税が発生してしまいます。
【相続税の対象になるもの】
- 現金・預貯金
- 有価証券
- 宝石・貴金属
- 土地・家屋などの不動産
- 特許権、著作権など金銭に見積もることができる経済的価値のあるすべて
参考:国税庁「No.4105 相続税がかかる財産」
経済的に価値がある品物・書類だけは10か月以内に整理しておかなければなりません。
そのほかの遺品整理や形見分けについては、自分達のペースで進めて問題ないので、この10ヶ月後に始めるという方法もあります。
親の遺品整理を始めるための準備
親の遺品整理は、始める前に上記のように準備を進めるとスムーズです。
ここでは、遺品整理を始める前におすすめな準備を紹介していきます。
相続人全員で話し合う場を用意する
親の遺品整理を始める前に、必ず相続人全員で話し合いをする必要があります。葬儀の後や四十九日法要の後は集まりやすいので、おすすめです。
実際の遺品の仕分けに参加できない方も参加して、最低限「どんな遺品を残すのか」や「形見分けとしてもらいたい品物はあるか」などを決めておきましょう。
特に、思い出の品は「不用品だと思い処分してしまったが、別の人にとって大切な思い出があった」などというトラブルになりやすいので注意が必要です。
遺品整理のスケジュールや不用品処理の費用負担、業者を使う場合の費用負担などの話し合いも大切になります。
遺品整理で感じた不平不満は「苦労したのに遺品の取り分が少ない」や「一人で作業したので思い出の品を処分してしまったのでは?」といったケンカの元になるので、なるべく負担が偏らないようにするのをおすすめします。
貴重品・遺言状・権利書類など捨ててはいけない遺品を探す
遺品整理を終わらせる期間は決まっていませんが、優先的に進めるべき作業はあります。
それは、「故人の意思を確認する書類や貴重品を探すこと」と「故人が結んでいた契約や各種保険に対して死亡したことを知らせための書類を探すこと」です。
【遺品整理で優先的にやることチェックリスト】
遺言状の捜索 | 財産の相続や指定相続人の有無について確認できる |
---|---|
エンディングノートの捜索 | 法的な効力はないが故人の意思を確認できる |
貴重品の捜索 | 通帳・印鑑・身分証などは故人の結んだ契約の把握や解約の役に立つ |
ライフラインの停止 | 電気や水道、賃貸契約は故人が亡くなっても自動的に停止されないので、主に子供などの家族が停止する必要がある |
各種保険の停止 | 健康保険・厚生年金保険被保険者は5日以内、国民健康保険は故人の死亡から14日以内に資格喪失の手続きが必要 |
権利書類などを探す | 契約に関わる書類や金融機関の書類、税務署類などは相続の手続きに必要なので優先的に探す |
遺品整理で捨ててはいけないものについては「遺品整理で捨ててはいけないものは?問題点や残し方を解説|体験談も紹介」で詳しく解説しているのでご覧ください
家にどんな遺品があるかを把握する
貴重品や重要書類を見つけて保存した後は、家にどんな遺品があるのか把握していきます。
金銭的な価値のある遺品、思い出の品は整理整頓を始める前にリストアップして、相続に関係する人全員で共有できるのが理想です。
遺品整理に直接参加できない方には、動画共有サービスやLINEのアルバム機能などで遺品の写真を共有する方法もあります。
遺品整理の役割分担・スケジュールを決める
遺品を大まかに把握した後は、遺品整理の役割分担とスケジュールを決めていきます。
例えば、1日目は家具や家電の仕分け、2日目は細かい小物の整理、などといった形で決めていきましょう。
役割に関しても「不用品の仕分け担当」「ゴミ処理担当」「作業に参加しないが費用担当」といった形で決めていくのをおすすめします。
処分する不用品に関しては、誰が処分するかに関わらず、実際に処分する前に関係者全員の許可を取ることが大切です。
親の遺品整理にはどんな方法がある?
親の遺品整理は、下記の2つの方法があります。
- 自分達で整理する
- 遺品整理業者に依頼する
ここでは、それぞれが向いているケースについて見ていきましょう。
自分達で整理する
メリット | デメリット |
---|---|
|
|
自分達で遺品を整理すると、費用が節約できるだけでなく、故人との思い出について話す機会が自然と増えるのがメリット。
とはいえ、故人のことを思い出すのがつらい場合は、思い出の品の整理は困難です。重たい家財の搬出は、体力的にも厳しくなります。一人で行える作業ではないので、必ず親族同士で協力しましょう。
【自分達での整理はどんなケースにおすすめ?】
- 実際に遺品整理を行える人が多いケース
- 重たい家具の搬出に慣れているケース
遺品整理業者に依頼する
メリット | デメリット |
---|---|
|
|
業者に遺品整理を頼めば、短時間で貴重品の捜索や整理、買取査定まで行ってもらえます。
その分費用はかかりますし、悪質な業者だと見分けられないで依頼してしまうと、詐欺まがいのトラブルに巻き込まれるリスクがあります。
これらのトラブルを避けるために「思い出の品や高価な遺品の整理は自分達で進めて、家具家電など重たい遺品の整理を業者に頼む」という方法もおすすめです。
【遺品整理業者の利用はどんなケースにおすすめ?】
- 親の家が遠方・実際に整理できる人が少ない
- 遺品の買取・鑑定もお願いしたい
親の遺品整理の進め方【自分達で整理する手順】
親の遺品整理を自分達で行うときは、上記の4ステップを意識しましょう。
ここでは、自分達で遺品整理を行う手順を紹介していきます。
遺品整理に必要な道具をそろえる
遺品整理はゴミがたくさん出るので、汚れてもいい服装をします。マスクと厚手の靴下、軍手も必要です。
次は、ゴミや不用品をまとめるのに便利なものを用意しておきます。
【遺品整理で準備するもの】
- 段ボール
- ガムテープ
- ゴミ袋
- ハサミ・カッター
- ペンチ・ドライバー
段ボールは「不用品用」「残す遺品用」「保留の遺品用」を用意しておきます。油性マジックなどで中身がなにかを書いておきましょう。
不用品を仕分ける
遺品整理でなにを不用品とするかは、実際に作業を始める前にリスト化しておくとスムーズ。チェックリストにどこまで進んだのか印をつけておくと、他の人と協力しやすいです。
おすすめは貴重品・キッチン用品・服・雑貨など分類ごとに進めていく方法。仕分けたらすぐに捨てるのではなく、関係者全員に捨てる許可をとっておきましょう。
一見ゴミにしか見えなくとも、大切な思い出の品である可能性があります。
リサイクル品を仕分ける
不用品を仕分けたら、その中からリサイクル品を仕分けます。
必ず分ける必要があるのは、家電4品目と小型家電28品目です。
【リサイクル家電の例】
家電4品目 | エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機 |
---|---|
小型家電28品目の例 | 電話機・FAXX、携帯電話・PHS、ACアダプタ、ラジオ、デジカメ・DVDレコーダー、デジタルオーディオプレイヤー、パソコン、ハードディスク・USBメモリ・メモリーカード、ゲーム機、プリンター、ディスプレイ、電子書籍端末、電動ミシン、電気ドリル、電卓、電子式ヘルスメーター、電動式吸入器、フィルムカメラ、炊飯器・電子レンジ、扇風機、電気アイロン・掃除機、電気コタツ・電気ストーブ、ヘアードライヤー、電気かみそり、マッサージ機、ランニングマシン、電気芝刈り機、照明器具・携帯用電気ランプ、電子時計及び電気時計、電子キーボード・エ電子ギター、据置型ゲーム機、携帯型ゲーム機 |
参考:経済産業省「小型家電リサイクル法の概要について」
その他、衣服や家具、食器などのリサイクルしやすいものは、リサイクルショップや自治体の回収センターに持ち込んでみましょう。フリマアプリで自力で売ることもできます。詳しくは以下の記事で紹介しているので、ご覧ください
遺品整理業者は遺品の鑑定・買取に強いので、自分達で仕分けした後、リサイクル品の処分だけを頼むという方法もおすすめです。
遺品整理で出たゴミの処分・清掃を行う
不用品とリサイクル品を整理したり、保留する遺品を決めたら、最後にゴミの処分と清掃を行います。
燃えるごみ、燃えないごみ、資源ごみ、粗大ごみなどは自分達で処分し、ゴミに出せないブロックやタイヤなどは購入店に回収してもらいましょう。
ゴミに出せないものが多い時は、不用品回収業者の利用がおすすめです。
【遺品整理で出る通常のゴミに出せないものの例】
- ブロック・土・土砂
- 消火器
- バイク・スクーター
- ガソリン・軽油・オイル・農薬
- タイヤ
- バッテリー
- ピアノ
参考:浦安市「処理困難物(消火器、ピアノ、土、タイヤなど)」
ゴミを処分した後は、自分達のできる範囲で掃除をして終了します。
親の遺品整理の進め方【業者に依頼する手順】
親の遺品整理を業者に依頼する時は、上記の3ステップを意識しましょう。
ここでは、遺品整理業者を選ぶポイントを紹介していきます。
無料の訪問見積もりに対応可能な業者を探す
遺品整理業者の料金は現場を見ないと分かりにくいので、訪問見積もりを無料でできる業者を探していきましょう。相場を把握するためには、最低3~5社に見積もりを頼むことをおすすめします。
業者を探すためにはGoogleなどの検索エンジンで「遺品整理業者 お住まいの地域名」などのキーワードを入力します。チャットGPTに質問するのも便利です。自分で探すのが大変なら、遺品整理業者の一括見積を作成してくれるサイトを利用しましょう。
中には「電話での聞き取り調査のみで見積もりを作れる」という業者もいますが、頼めば訪問見積もりを作ってくれることが多いので、質問することをおすすめします。
ホームページや口コミをチェックする
遺品整理業者の中には、不当に高額請求を行ったり、遺品を雑に扱ったり、盗んだりする悪質な業者がいます。優良な業者と見分けるためには、ホームページで下記の点を確認していきましょう。
【遺品整理業者のホームページチェックポイント】
チェック項目 | チェックする理由 |
---|---|
代表者氏名・住所などの基本的な情報 | 基本的な情報の記載がない場合は会社の実在が怪しいため |
一般廃棄物収集運搬許可証 | 可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみ、粗大ごみを回収するのに必須な許可であるため |
一般貨物自動車運送事業許可 | トラックで品物を運ぶために必須な許可であるため |
古物商許可証 | 遺品の買取のために必須の資格であるため |
*一般廃棄物収集運搬許可証・一般貨物自動車運送事業許可は許可を持つ業者に委託している場合もあります。
これ以外にも、作業実績やお客様の口コミが掲載されているかのチェックが大切です。他のお客様への対応の仕方が分かるし、依頼したい間取りに近い実績があった方が安心できるためです。
優良な遺品整理業者のチェック項目について、もっと詳しく知りたい場合は以下の記事で紹介しているので、ご覧ください
見積書の内容・料金体系をチェックする
3~5社に頼んだ見積書がそろったら、内容と料金体系をチェックしていきます。下記のリストを参考にチェックしていきましょう。
【遺品整理の見積書のチェックポイント】
- 他の見積書と比べて不自然に安い・作業が少なくないか
- 作業内容ごとの料金が記載されているか
- 追加作業・追加料金について明記されているか
- 遺品の買取価格・処分価格について明記されているか
他と比べて安すぎる場合は、後で高額な請求を受ける場合があるので危険です。
合計金額しか記載されてない場合や、追加作業・追加料金について触れていない場合も高額請求の危険があります。
少しでも曖昧な点や気になる点があるなら、見積もりの段階で確認するのが大切です。優良な業者は質問を嫌がりません。
逆に悪質な業者ほど問い合わせを早く切り上げて契約を結ばせようとするので、注意しましょう。
遺品整理にお困りの場合は遺品整理の相談所へ
なお、親の遺品整理について以下のようなお悩みを抱えている場合、ぜひ、遺品整理の相談所にご相談ください。
- どこから遺品整理を着手すればいいかわからない
- 予算はいくらくらいになるか知りたい
- 実家が遠方で手がつけられない
- まずは相談からしたい
遺品整理の相談所では、当社がおすすめする優良な業者が加盟しており、予算にあった業者をご提案します。お困りの際は、ぜひお問い合わせください。
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遺品整理業者を使った体験談
ここでは、親の遺品整理に業者が必要なのかどうかをイメージしていただくため、当サイトの姉妹サイトである「不用品回収相談所」での島根県松江市・K様の遺品整理の事例を紹介していきます。
遺品整理の内容
島根県松江市、K様の事例を見てみましょう。
K様には不用品回収相談所の公式ホームページを見たことをキッカケに、電話でお問い合わせいただきました。
K様は、以下の理由でお困りでした。
- ご両親が暮らしていた空き家がある
- 分別や衣類はご自分で処分できたがそれ以外の不用品の量が多い
- 家電や家具などの大量の粗大ゴミも処分する必要がある
不用品回収相談所は、K様の問い合わせをいただいた当日、下見のために現地へ赴き、見積もりを提示しました。K様に納得していただけたため、作業をさせていただくことになりました。
当日の作業内容は次の通りです。
作業人数 | 3名 |
---|---|
作業時間 | 5時間 |
依頼内容 | 空き家整理に伴う遺品整理 |
回収品目 | テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、ガスコンロ、ラジカセ、電子レンジ、トースター、木製ベッド、マットレス、2人掛けソファ、衣装ケース、三段ボックス、タンス、食器棚、電動工具、エアーコンプレッサー、仏壇、下駄箱、カーペット、折りたたみベッド、椅子、机など |
上記の事例は、ご希望の日程で遺品整理作業を行うことができ、K様のお悩みを解決することができました。
参考:【松江市K様】空き家整理に伴う遺品整理の回収事例 (姉妹サイト「不用品回収相談所」)
遺品整理のポイント
この事例から学べる遺品整理のポイントは以下のとおりです。
項目 | 不用品回収相談所の対応 |
---|---|
業者の信頼性 | 遺品整理の実績の掲載と必要な許可の取得で、安心・信頼を提供できました。 |
迅速・適切な見積もり | 問い合わせ当日に現地で見積もりを作成し、K様が納得できる見積もりを提示できました。 |
効率的な作業 | 3名の作業員で5時間という適切な人員と時間配分で作業を完了できました。 |
親の遺品整理を依頼する際は、上記の3点を満たす業者を選ぶのが大切になります。
なお、親の遺品整理について以下のようなお悩みを抱えている場合、ぜひ、遺品整理の相談所にご相談ください。
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親の遺品整理に関するよくある質問
親の遺品整理については、下記の3つの質問がよくあります。
- Q:親の遺品整理はいつまで終わらせるべき?
- Q:親の遺品整理がつらい時はどうする?
- Q:親の遺品整理でトラブルになった時の相談先は?
ここでは、具体的なポイントなどを紹介していきます。
Q:親の遺品整理はいつまで終わらせるべき?
回答
親の遺品整理を終わらせる時期は決まっていません。
しかし、相続税の申請は「被相続人が死亡したことを知った日の翌日から10か月以内」と決まっているので、貴重品や不動産、株券など経済的な価値があるものは10か月以内に把握しておく必要があります。
賃貸契約、電気などのライフラインの契約、サブスク契約などの停止も相続人が行うことになります。
相続税の手続きと契約の停止が終われば期限のある遺品整理はなくなるので、先にこれらのものを終わらせて、思い出の品などをゆっくりと整理していきましょう。
Q:親の遺品整理がつらい時はどうする?
回答
遺品整理は親に対する感謝、後悔などの気持ちを感じやすい作業で、疲れてしまうのは当たり前です。つらい時は、無理に進める必要はありません。一度ゆっくりと休んでみましょう。
誰かに相談したり、協力を頼むのもおすすめです。「仲がいい人だと気を遣う」という場合は、プロのカウンセラーに頼んでグリーフケアというケアを受ける方法もあります。
詳しくは以下の記事で解説しているので、ご覧ください
Q:親の遺品整理でトラブルになった時の相談先は?
親の遺品整理では、兄弟姉妹や他の親族とトラブルになりやすいです。困った時は、下記の相談先を頼りましょう。
【遺品整理のトラブルに必要な専門家】
弁護士 | 遺産の分割方法などの調停を行ってくれる。
寄与分や特別受益、不動産の評価も可能。 |
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税理士 | 税務署の申告・相続税の計算を行ってくれる。 |
司法書士 | 不動産・有価証券・預貯金の名義変更を行ってくれる。 遺言状の効力も確認できる。 |
「すでに親族間で起きたトラブルは弁護士」「相続に関する手続きで困っているなら各種専門家」と使い分けると分かりやすいです。
どこに相談していいのか分からない時は、遺品整理業者への依頼がおすすめ。どんな専門家が必要なのか案内してくれます。
まとめ:親の遺品整理は親族で話し合った後に協力して行いましょう
親の遺品整理は子供だけでなく、相続人全員で協力して行うものです。相続人が集まって「どんな遺品を残すのか」「形見分けはどうするか」「業者を使うか」「不用品をどうやって処分するか」などを話し合っておきましょう。
もしも業者を使う際は、必ず3~5社に見積もりを頼んで作業内容と費用を比較しましょう。合計金額しか提示しない業者や質問に答えてくれない業者は悪質な業者の可能性が高いので危険です。
なお、遺品整理の業者に依頼すればすべての作業を短時間で終わらせられますが、費用を抑えたいのであれば、自分達で遺品整理をした後に、不用品の回収だけ頼むのをおすすめします。
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