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食器の遺品整理はどうする?確認するポイントや無料の処分方法も紹介

食器の遺品整理はどうする?確認するポイントや無料の処分方法も紹介
著者 坂本 貴志

遺品整理を進める中で、特に難しいと感じるのが食器の整理ではないでしょうか。故人が愛用していた思い出が詰まった食器であれば、単なる食器以上の意味を持ちます。

その他にも、来客用や特別な機会に使う食器を備えている家庭も多いでしょう。家に食器が多い理由はさまざまですが、その整理には慎重な配慮が必要です。

この記事では、食器の遺品整理を進める際に確認しておきたいポイントや、無料で処分する方法を解説します。大切な食器を適切に整理し、心の負担を軽減しましょう。

この記事を読んで分かること


  • 食器の遺品整理を行う際の準備と確認事項
  • 食器を整理する具体的な分類の仕方
  • 食器を手放す7つの方法

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衣類の遺品整理をする前に確認しておきたいこと

食器の遺品整理はただ物を処分するだけではなく、故人の意向や家族の気持ちを尊重することが大切です。

ここでは、食器の遺品整理を行う前に確認しておきたいことを5つ解説します。

食器の遺品整理を行う前に確認しておきたいこと

1.エンディングノートの存在を確認する

まず、エンディングノートがあるかどうかを確認し、内容をしっかりと読み取りましょう。

遺品整理は故人の意向を確認することが第一歩であり、エンディングノートには食器の処分に関する具体的な要望や、大切にしてほしい食器に関する記述があるかもしれません。

それに従った整理を行うことで、故人の意志を尊重し、家族や親族との間に衝突や不満などのトラブルを避けられます。

参照:エンディングノート|法務相

2.食器の取り扱いを家族や親族に相談する

食器の取り扱いは、家族や親族の思いを確認し、形見分けや処分に関する意見を共有しましょう。遺品整理は個人の作業ではなく、家族や親族と協力して行わなければなりません。大切な食器や思い出のある食器は、誰が引き継ぐのかを話し合うことが大切です。

全員の意見を尊重しながら、円満な遺品整理を進めるためのコミュニケーションを図りましょう。

3.形見分けする食器を選ぶ

形見分けする食器は、家族や親族との話し合いを経て、全員が納得できるように進めてください。形見分けは、故人の思い出を継承する行為です。大切な食器や故人との思い出が詰まった食器を選び、形見分けに用いましょう。

また、形見分けする食器は、状態が良く、今後も使用できるものが望ましいです。これにより、故人の思い出を大切にしながら、実用的にも役立つ形見分けが実現します。

4.食器の状態や価値を確認する

遺品整理の際には、食器の状態や価値を正確に確認しましょう。ブランド物や骨董品など、価値のある食器が含まれている場合があります。専門家に査定を依頼すれば、買取可能なものや再利用可能なものを判断できます。

状態の良い食器や価値のある食器は、リサイクルショップや専門店での買取も検討しましょう。そうすれば、無駄なく有効活用することができます。

5.食器に思い出があるなら写真に残す

思い出のある食器は、写真に残すと物理的な保存スペースを節約しながら、その思いを大切にできます。デジタルアルバムとして保存しておけば、いつでも思い出を振り返ることができ、家族や親族とも共有しやすいでしょう。

また、写真に残すことで、処分に対する抵抗感を軽減し、整理がスムーズに進むのもポイントです。写真撮影は簡単で、手軽に行える方法なので、ぜひ試してみてください。

食器の遺品整理は3つのカテゴリーに分ける

食器の遺品整理は、できるだけ感情的な負担を軽減しながら進めたいものです。処分と保管の2つではなく、「保留にする」という選択肢を設けることで、すぐに決断が難しい場合にも柔軟に対応できます。

ここでは、遺品整理の際に食器を3つのカテゴリーに分類する方法を解説します。

食器の遺品整理は3つのカテゴリーに分ける

1.遺品整理で保管する食器を決める

遺品整理で初めに行うのは、保管する食器を決めることです。思い出深い食器や、日常的に使える食器を選びましょう。故人との思い出を大切にしながら、実用的な側面も考慮できます。

選んだ食器は、専用の棚やキャビネットを設けて保管しておくと良いでしょう。リビングやダイニングの一角に、故人の写真と一緒にディスプレイするスペースを設けることも考えられます。

保管する食器は、心の支えになるだけでなく、日常生活に彩りを添えてくれるでしょう。

2.遺品整理で処分する食器を選ぶ

次に、遺品整理で処分する食器を選ぶ段階です。処分する際には、以下の点を考慮してください。

  • 使用頻度:今後使う見込みがない食器は処分対象とする
  • 状態:ひび割れや欠けがある食器は、安全性も考慮して処分する
  • 思い出:特別な思い出がない食器は、思い切って手放す
  • 収納スペース:収納スペースに限りがある場合、優先順位をつけて残す

また、処分する際には、食器を白い紙や布に包むといった丁寧な扱いを心がけると、気持ちの整理にもつながります。このようにして、必要ないものを感謝の気持ちとともに手放すことで、心の負担も軽減され、スッキリとした気持ちになるでしょう。

3.処分に迷う食器は保留にする

最後に、処分に迷う食器は一旦保留にするのも一つの手です。無理に決断を急ぐ必要はありません。一定期間保留にしてみて、その後も使わなかったり、気持ちが整理できた段階で再度見直しましょう。

この方法は、後悔のない整理を進めるために有効です。保留にしておけば、最終的に納得のいく決断ができます。また、保留期間中に他の家族と相談することで、新たな視点を得られるかもしれません。

遺品の食器を手放す方法7選|無料の処分方法も紹介

食器を適切な方法で手放せば、新しい生活や必要とする人の役に立ちます。ここでは、さまざまな手放し方を紹介するので、ニーズに合った方法を検討しましょう。無料で処分できる方法も含めて、ぜひ参考にしてください。

遺品の食器を手放す方法7選|無料の処分方法も紹介

1.素材ごとに分別して自治体のゴミに出す【無料】

遺品の食器を手放す方法の一つとして、素材ごとに分別して自治体のゴミ収集に出す方法があります。食器の素材には、木製、陶器、ガラス、プラスチック、金属などがあります。

メリット デメリット
  • 費用がかからない
  • 手軽に行える
  • 自分のペースで進められる
  • 手間と時間がかかる
  • 素材ごとに分別するのが面倒
  • 大量の食器がある場合、複数回に分けて出す必要がある
  • 自治体の収集日程に合わせなければならない

以下の手順を守って、適切に食器を処分しましょう。割れやすい食器や破損している場合は、危険なため、新聞紙に包むと安全です。

食器を自治体のゴミに出す手順

  1. 各食器の素材を確認し、種類ごとに分ける
  2. 自治体のゴミ出しルールを確認する
  3. 分別した食器を指定されたゴミ袋に入れる
  4. 各素材の収集日を確認する
  5. ゴミ袋を指定された場所に、決められた時間内に出す

2.慈善団体を通じて寄付する【無料】

寄付自体は基本的に無料ですが、梱包や配送に費用が必要になる場合があります。

メリット デメリット
  • 社会貢献ができる
  • 食器が再利用され、廃棄物の減少に役立つ
  • 税金控除の対象になる場合がある
  • 寄付先の選定に時間がかかる
  • 団体によっては、受け入れ制限がある
  • 梱包や配送に手間と費用がかかる

寄付先を通じて、不要になった食器が有効活用され、支援を必要とする人の助けになります。

食器の寄付を受け付けている代表的な団体には、以下の2つがあります。

食器を寄付する手順

  1. 寄付を受け入れている慈善団体を探し、連絡を取る
  2. 団体に寄付したい食器の種類や状態を伝え、受け入れ条件を確認する
  3. 食器を安全に梱包する
  4. 団体の指示に従って配送手配を行う
    直接持ち込みが可能な場合はその方法を選ぶ
  5. 団体に食器が届いたことを確認し、必要であれば受領証をもらう

3.周囲の人に譲る【無料】

無料で譲渡できますが、遠方の人に送る場合は送料が必要です。

メリット デメリット
  • 思い出が身近な人に引き継がれる
  • 無料で手放せる
  • 必要な人に有効活用してもらえる
  • 受け取り手が見つからない場合がある
  • 交渉や連絡に手間がかかる
  • 状態やデザインによって受け取り手が限られる

家族や親戚、故人を知っている人のほかにも、新生活を始める人など地域のコミュニティを利用し、譲り先を探しましょう。

食器を譲る手順ジモティーを利用する場合)

  1. 必要項目を入力して会員登録を行う
  2. 投稿フォームに食器の内容を入力して掲載する
  3. 問い合わせがあったら返信する
  4. 受け渡しと支払方法を相談する
  5. 譲る相手が決まったら問い合わせの受付を終了する

4.小売店の古着回収サービスを利用する【無料】

無料で回収してもらえますが、特定の店舗でのみ利用可能です。

メリット デメリット
  • 手軽に処分できる
  • 無料で手放せる
  • 即日対応が可能
  • 店舗に持ち込む必要がある
  • 店舗が限られる
  • 破損している食器は回収してもらえない

マルイのトルダスでは、使わなくなった食器の無料回収を実施しています。近くに「マルイ トルダス食器回収」を実施している店舗があれば、利用すると良いでしょう。

小売店の食器回収サービスを利用する手順(マルイ トルダスを利用する場合)

  1. 回収サービスを提供している店舗を探す
  2. 食器を店舗に持ち込む
  3. 回収手続きを行う

5.リサイクルショップに持ち込む【無料】

無料で処分でき、手軽に不要な食器を整理する手段として便利です。ただし、リサイクルショップへ持ち込むための交通費のほか、梱包材料費がかかる場合があります。

メリット デメリット
  • 手軽に処分できる
  • お金が得られる可能性がある
  • 即日処分が可能
  • 店舗に持ち込む必要がある
  • 査定価格が低い場合がある
  • 一部の食器は買取不可の場合がある

リサイクルショップで高値が期待できる食器のブランドには、以下のようなものがあります。

  • ウェッジウッド:イギリスの高級陶磁器ブランドで、ジャスパーウェアが有名
  • ロイヤルコペンハーゲン:デンマークのブランドで、青と白のデザインが特徴
  • マイセン:ドイツの最高級陶磁器ブランドで、18世紀から続く伝統と品質を誇る
  • ヘレンド:ハンガリーのブランドで、手描きのデザインが評価されている
  • ノリタケ:日本のブランドで、西洋食器のデザインが人気
  • バカラ:フランスのクリスタルガラスブランドで、グラスやデキャンタが人気
  • リチャード ジノリ:イタリアのブランドで、豪華なデザインと品質が特徴

これらのブランドは、その歴史と品質により多くのコレクターや愛好者に支持されており、リサイクルショップでも高値が期待できることが多いです。

食器をリサイクルショップに持ち込む手順

  1. 近隣のリサイクルショップを調べる
  2. 食器の状態を確認し、割れないように梱包する
  3. 店舗に持ち込み、査定を依頼する
  4. 納得できる価格であれば売却し、不満がある場合は持ち帰る

6.ネットオークションやフリマアプリに出品する【無料】

無料で出品でき、自宅から簡単に行える便利な手段です。

メリット デメリット
  • 自宅から手軽に出品できる
  • 広範囲の購入者にアプローチ可能
  • 希望価格で売れる可能性がある
  • 出品・発送作業に手間がかかる
  • 購入者とのやり取りが必要
  • 手数料や送料がかかる場合がある

サイトやアプリによっては、出品手数料や販売手数料がかかる場合があります。また、発送費用も購入者負担にするか自身で負担するか選択する必要があります。

食器をネットオークションやフリマアプリに出品する手順

  1. ネットオークションやフリマアプリに登録する
  2. 食器を撮影し、詳細を入力して出品する
  3. 購入者からの問い合わせに対応する
  4. 購入者が決まったら、梱包して発送する

7.遺品整理業者に依頼する

遺品整理業者に依頼することで、専門的な知識と経験を持つプロが食器の整理を行ってくれます。

メリット デメリット
  • プロに任せるため手間が省ける
  • 整理・買取・処分を一括して行える
  • 心の負担が軽減される
  • 専門知識と経験を持つスタッフが対応
  • 法令に従った適切な処分が可能
  • 費用がかかる
  • 業者選びに慎重さが必要
  • 買取価格が期待より低い場合がある

業者を利用することで、遺品整理の負担を大幅に軽減することができますが、費用面や業者の選定には注意が必要です。

食器の処分を遺品整理業者に依頼する手順

  1. 評判や実績のある遺品整理業者を選ぶ
  2. 選定した業者に見積もりを依頼する
  3. 見積もりに納得がいけば、正式に契約を結ぶ
  4. 業者が指定日に訪問し、食器を含む遺品の整理・回収を行う
  5. 完了確認を行い、問題がなければ支払う

遺品整理の相談所では、当社がおすすめする優良な業者が加盟しており、予算にあった業者をご提案します。お困りの際は、ぜひお問い合わせください。

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まとめ:食器の遺品整理は家族や親族と話し合いながら作業を進めよう!

まとめ:食器の遺品整理は家族や親族と話し合いながら作業を進めよう!

食器の遺品整理は感情的な負担が大きい作業です。家族や親族と話し合いながら進めることで、思い出を共有しつつ、適切な判断ができます。

遺品整理業者を利用する場合も、事前に意見を交換しておくとスムーズに進められます。一人で抱え込まず、協力し合うことで心の負担を軽減しつつ、故人の思い出を大切にしながら整理を行いましょう。

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著者情報

坂本貴志

坂本 貴志

遺品整理の相談所 代表

遺品整理の相談所の代表を務め、廃棄物業界に15年従事しており、遺品整理、生前整理、ゴミ屋敷片付けなどの各種サービスのエキスパート。姉妹サイトでは、一般廃棄物収集運搬業の許可業者のみを紹介する不用品回収のマッチングサイト「不用品回収相談所」を全国展開し、 業界の健全化をビジョンに掲げて事業を運営している。豊富な経験により、個人でも一般廃棄物実務管理者、遺品整理士などの専門資格も取得しており、業界団体の講師や廃棄物業者へのコンサルティングなども務めている。

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