1. 実家片付け・遺品整理業者探しなら「遺品整理の相談所」
  2. 亡くなった人の物は処分した方がいい理由とは?困ったときの対処法も解説

亡くなった人の物は処分した方がいい理由とは?困ったときの対処法も解説

亡くなった人の物は処分した方がいい理由とは?困ったときの対処法も解説
著者 坂本 貴志

「遺品整理をしなきゃ…」と思っているものの、さまざまな事情からなかなか亡くなった人の物を捨てられないという方は、決して珍しくありません。処分した方が良いと思っていても、罪悪感などから気が引けるということもあるでしょう。しかし、遺品をいつまでも残しておくと、犯罪や火災のリスクが上がったり、収納スペースが圧迫されたりします。

当記事では、亡くなった人の物を処分すべき理由と原因について解説しています。亡くなった人の物を処分する方法や処分すべきでない物についても紹介しているので、遺品整理でお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読んで分かること


  • 亡くなった人の物を処分すべき7つの理由
  • 亡くなった人の物を処分できない原因3つ
  • 亡くなった人の物を処分する5つの方法
  • 亡くなった人の物で処分すべきでない物

また、今すぐ安全で信頼性の高い遺品整理の業者に依頼したい方は「遺品整理の相談所」がおすすめです。

遺品整理の相談所は、お客様のニーズに最適な専門業者をご紹介するサービスです。

お見積もりは無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

亡くなった人の物を処分すべき7つの理由

日本では、遺品整理や家財整理などによって故人の遺品を処分・整理するのが一般的です。しかし、そもそもなぜ亡くなった人の物を処分すべきなのでしょうか?まずは、亡くなった人の物を処分すべき以下の7つの理由について紹介します。

亡くなった人の物を処分すべき7つの理由

1.遺族の気持ちを整理しやすくなる

はじめに挙げられるのが、遺品整理をすることで故人との別れを受け入れるきっかけになり、気持ちを整理できるという理由です。遺品整理には、物を整理・処分するというだけなく、故人への気持ちも整理するという意味があります。実際に、遺品整理をすることで故人にしっかりと向き合うきっかけになったという人は少なくありません。悲しみを乗り越えるためにも、葬儀が終わってひと段落したタイミングなどで遺品整理を行い、気持ちの整理をつけましょう。

2.遺品を管理する手間がなくなる

遺品を長期間放置しておくとホコリやゴミがたまっていって、大切な遺品が汚れてしまうことも考えられます。特に、掃除や換気をしていない環境下では湿気が溜まり、カビや害虫が増える原因にもつながります。最悪の場合、ご近所トラブルも招きかねないため、あまり長い間遺品を放置することは避けるのが賢明です。

3.収納スペースが増えて快適になる

故人が生前整理などをしていない場合は、遺品がとても多い場合もあるでしょう。膨大な量の遺品を、手作業でひとつひとつ仕分けをすることは大変根気がいるのも事実です。しかし遺品をそのまま放置していると、生活スぺースを圧迫してしまったり、大切な書類などを紛失してしまうおそれがあります。反対に、遺品整理をすることで収納スペースが増えて快適な住まいになります。

4.相続トラブルを回避しやすくなる

相続トラブルを回避しやすくなることも、遺品整理をするべき理由のひとつです。遺品を放置しておくと遺品整理の方法や相続について、親族とトラブルになるかもしれません。実際に、遺品整理をしているタイミングで遺言書が見つかり、その後の相続がスムーズに進んだという事例もあります。故人の生活スペースを整理するのは、精神的につらいと感じることもあるかもしれませんが、予期せぬトラブルを回避するために親族間でなるべく早めに話し合って遺品整理に着手することが重要です。

5.犯罪や火災のリスクを低減できる

故人が残した家を放置すると行政指導が入ったり、空き巣や放火犯に狙われやすくなったりするおそれも考えられます。特に、空き家は管理が行き届きにくいことから放火されやすい家と考えられており、警察からも注意喚起がなされています。大切な遺品を、犯罪や火災によって全て失ってしまっては、元も子もありません。後悔しないためにも、遺品整理を行い、母屋の活用を目指しましょう。

6.亡くなった人の契約・財産を把握できる

相続・財産分与のためにも、亡くなった人の契約・財産状況を把握することは重要なことです。なぜなら、相続するものがある場合は、相続税の計算をしたり、相続人間で遺産分与の協議を行うことが求められるためです。通常、財産分与は時間がかかるため、遺品整理にはなるべくはやく取り掛かりましょう。この際、故人が残した通帳や契約書類の内容は、相続人間で適切に把握しておく必要があります。

7.運気が上がってエネルギーを取り込める

風水やスピリチュアルの観点では、故人のものを放置すると陰のエネルギーを家の中にためておくことになり、運気が下がる原因につながると考えられています。一方で、遺品を適切に整理・処分すると、そこに宿っていた故人のエネルギーが解放され、新しいエネルギーを受け入れることができるとされています。 さらに遺品を整理することで、過去への執着からも解放され、ポジティブな気持ちになれるでしょう。

亡くなった人の物を処分できない原因3つ

頭の中では、亡くなった人の物を処分した方が良いと分かっていても、なかなか行動に写せないというのはよくあることです。ここでは、亡くなった人の物を処分できない場合に考えられる以下の3つの原因について紹介します。

亡くなった人の物を処分できない原因3つ

1.亡くなった人へ罪悪感を感じる

亡くなった人の物を勝手に処分するということに罪悪感を感じる人もいるでしょう。特に、故人が生前愛用していた洋服や本などは罪悪感を強く感じやすいようです。たしかに、何も考えずに故人が大切にしていた物や残してほしいと言っていた物まで捨てるのは、望ましくないかもしれません。しかし、長時間も遺品を放置し続けるのはかえって故人が悲しむことにもつながります。故人を弔うという意味でも、きちんと遺品と向き合い、供養しようという気持ちを持つことが大切です。

2.亡くなった人の物が多すぎる

亡くなった人の物が多すぎて、肉体的・精神的に負担がかかるというケースもあるでしょう。特に生前整理などをしていなかった場合は、大量の遺品を前に途方に暮れてしまい、なかなか遺品整理まで手が回らないということもあるようです。そのような場合には、遺品整理業者に依頼するのがおすすめです。遺品整理のプロである遺品整理業者にお願いすれば、短時間で効率的に遺品整理を進めてくれます。

3.遠方のため遺品整理の時間を取れない

遺品整理には、相応の時間とエネルギーが必要であり、忙しい生活のなかでそれらを確保することが難しいということもあるでしょう。また、亡くなった人の家が自宅から遠くて、なかなか遺品整理へ行けないという場合や、時間を取れない場合もあるようです。どうしても自分で遺品整理のための時間を取れない場合は、親族の手を借りるか、遺品整理業者へ依頼するのがおすすめです。

亡くなった人の物を処分する5つの方法

亡くなった人の物を処分する方法は、大きく分けて「形見分け」「寄付」「お清め」「供養」「遺品整理業者へ依頼する」の5つです。ここからは、以下の5つの方法の概要と特徴について紹介します。 

亡くなった人の物を処分する5つの方法

1.親族や友人・知人へ形見分けする

「形見分け」とは、故人が愛用していた物を、故人の近親者や友人などに対して、形見として分配することを指します。古くから日本に伝わる風習のひとつで、故人の魂を継承するといった意味合いがあります。

親族や友人・知人へ形見分けするときに決まった手順はありませんが、以下の2点をマナーとして押さえておくと良いでしょう。

  • 品物をできるだけきれいな状態にする
  • 半紙などの白い紙で包装して渡す

2.教育機関や公共施設へ寄付する

教育機関や公共施設などを通じて、必要としている人に寄付するのもひとつの手です。寄付を募っている団体に直接連絡し、寄付をするという方法もありますが、遺品整理業者を介して施設に寄付をすることも可能です。寄付を考えている方は寄付を代行してくれる、信頼できる遺品整理業者を探してみてください。

3.粗塩や太陽光でお清めする

粗塩や太陽光には、浄化のエネルギーがあるとされており、遺品を清め故人の魂を安らかに送り出すための役割があると考えられています。そのため神社や寺まで遺品を運ぶのが難しい場合や、自分の手で供養したい場合には、粗塩や太陽光を使ってお清めをするのも良いでしょう。

ただし、太陽光でお清めをする場合には「陰の気」が強いとされる雨や曇りの日を避けて、快晴の日を選びましょう。これは遺品にこもっている「陰の気」が天まで上って、故人に返却できると考えられているためです。

4.お焚き上げで供養する

「お焚き上げ」とは、神社や寺などで遺品を供養・焼却する儀式のことです。亡くなった人が大切にしていた遺品を供養した後に、焼いて天に還すことで故人を偲ぶという意味が込められています。

お焚き上げの主な手順は以下の通りです。

  • お焚き上げしてもらいたいお寺や神社に連絡する
  • お寺・神社の関係者とお焚き上げの日時を決める
  • 当日に供養したい遺品を持参してお焚き上げをしてもらう

5.遺品整理業者へ依頼する

大切な遺品を適切な方法で処分したいという場合には、遺品整理業者へ依頼するのがおすすめです。遺品の数は非常に多岐に渡るため、全てを自分たちでやろうとすると、どうしても仕分けが煩雑になってしまったり、遺品の取り扱いに困ったりするリスクが考えられます。

遺品整理業者であれば、それぞれの遺品にあった方法で供養・処分・整理してくれるため、うっかり大切なものを「紛失してしまった」「壊してしまった」という事故を防げます。また、遺品整理にかかる労力や時間もかからないため、自分の負担を減らしつつも、故人にしっかりと向き合うことができます。

なお、遺品整理について以下のようなお悩みを抱えている場合、ぜひ、遺品整理の相談所にご相談ください。

  • どこから遺品整理を着手すればいいかわからない
  • 予算はいくらくらいになるか知りたい
  • 実家が遠方で手がつけられない
  • まずは相談からしたい

遺品整理の相談所では、当社がおすすめする優良な業者が加盟しており、予算にあった業者をご提案します。お困りの際は、ぜひお問い合わせください。

遺品整理、生前整理、空き家整理、
ゴミ屋敷の片付け、特殊清掃なら

遺品整理の相談所


業者選びにお困りの方には、あなたの気持ちに寄り添った
スタッフが無料で相談・サポートいたします

亡くなった人の物で処分すべきでない物

遺品のなかには、法的な観点からすぐには処分すべきでないと考えられているものもあります。うっかり捨ててしまい、手続きに支障をきたすということがないように注意しましょう。以下では、亡くなった人の物で処分すべきでない物を、表にまとめました。

品名 理由
遺言書 相続手続きをやり直す必要が生じる可能性や、親族間でトラブルに発展する可能性があるため
現金 相続人や親族間でトラブルの原因になったりすることがあるため
通帳 故人の現金を引き出す際に必要になるため
印鑑 戸籍謄本の取得や凍結口座の解除などの手続きに必要になるため
故人の仕事に関する資料 法人手続きや会社内で仕事を引き継ぐ際に必要になる可能性があるため
身分証明書 法的な手続きに必要な場合があるため
年金手帳(年金証書) 「年金受給権者の死亡届」を提出する必要があるため
ローンの明細 各種手続きに必要な書類であるため
土地の権利書 遺産分割のトラブルを招く可能性があるため
証券類 生命保険金などの受け取りに必要になるため
故人がレンタルしていたもの 返却の必要があるため
パソコンやスマホなどのインターネット機器 相続する場合、相続手続きが必要になるため

まとめ:亡くなった人の物を処分するなら遺品整理業者へ相談しよう

今回は、亡くなった人の物を処分すべき理由と具体的な処分方法についてお伝えしました。突然のことで気持ちの整理がついていなかったり、故人の家が自宅から遠くなかなか時間を確保できない場合には、どうしても遺品整理を後回しにしてしまいがちです。

しかし遺品整理は、遺族の精神的負担を軽減することはもちろん、思わぬトラブルを防止するためにも、早めに行うのが先決です。

ただし、各種手続きに必要な遺言証や身分証明書、故人の仕事に関する資料などは捨てないように注意しましょう。また、パソコンやスマホなどの「デジタル遺品」は法律で取り扱いが決められており、相続する場合には手続きが必要になるため、必ず残しておいてください。

まとめ:亡くなった人の物を処分するなら遺品整理業者へ相談しよう

まずは、信頼できる遺品整理業者に見積もりを依頼してみてください。適切な業者選びと準備で、無理のない費用で満足のいく遺品整理を実現しましょう。

遺品整理の相談所では、優良な業者が加盟し、業界トップクラスの安価な料金でサービスを提供しています。お困りの際は、ぜひお問い合わせください。

遺品整理、生前整理、空き家整理、
ゴミ屋敷の片付け、特殊清掃なら

遺品整理の相談所


業者選びにお困りの方には、あなたの気持ちに寄り添った
スタッフが無料で相談・サポートいたします

著者情報

坂本貴志

坂本 貴志

遺品整理の相談所 代表

遺品整理の相談所の代表を務め、廃棄物業界に15年従事しており、遺品整理、生前整理、ゴミ屋敷片付けなどの各種サービスのエキスパート。姉妹サイトでは、一般廃棄物収集運搬業の許可業者のみを紹介する不用品回収のマッチングサイト「不用品回収相談所」を全国展開し、 業界の健全化をビジョンに掲げて事業を運営している。豊富な経験により、個人でも一般廃棄物実務管理者、遺品整理士などの専門資格も取得しており、業界団体の講師や廃棄物業者へのコンサルティングなども務めている。

記事一覧へ

お見積もり・業者選びの
ご相談無料受付中!

まずはお気軽に
お問い合わせください

はじめての遺品整理でも安心した優良業者がきっと見つかる!
遺品整理、生前整理、空き家整理、ゴミ屋敷の片付け、特殊清掃ならまるっとお任せください。

お客様の画像
専任スタッフの画像

専任スタッフが、
あなたの状況に合う
オススメ業者(最大3社)を
ご紹介します!
無料の相見積り・業者選びの
無料相談
なら
”遺品整理の相談所”

はじめての遺品整理でも安心した優良業者がきっと見つかる!
遺品整理、生前整理、空き家整理、ゴミ屋敷の片付け、特殊清掃ならまるっとお任せください。